犬のご飯の量・時間
わんちゃんのご飯の量や時間は各ご家庭ごとにわんちゃんの体調や飼い主さんの事情があり違うと思います。
なので、必ずどの家庭も同じではないこともあるとおもいます。
参考程度になればと思いお伝えしたいと思います。
ご飯の量
例えば筆者の飼っているチワワは尿にストルバイト結晶が出やすく、pHコントロールスペシャルを食べています。
そして、膝蓋骨脱臼G3、避妊手術の影響で肥満です。膝の負担も考え痩せるように獣医さんから言われています。
うちの子は2,6キロです
避妊手術前は食も細く2キロの子でした。
避妊手術をするとホルモンの影響で食欲が増加したり、太りやすくなってしまいます。
pHコントロールスペシャルの場合、2キロの子だと1日の給与量は…
標準 50g 、最大 55g 、最小40ｇ が与える目安です。
うちの子はダイエット開始したばかりの時は32gを四回に分けておやつは無しで食べていました…
それでも小さい子供のおやつを盗み食いしてしまい太ってしまったので、今度はご飯も少なめ、散歩の時間を増やしてみました。
すると少し痩せました。食事よりも運動でダイエットの方がうちの子にはあってたのかなとおもいます。
なので今は決められた最低量の1日40gを食べています。
上記に書いた食事の量を減らす方法は、栄養不足による体調不良などを招くリスクがあります。
食べているフードの袋に書いてある体重にあった量を指示通り与えるのも栄養不足などで招く体調不良を防ぐには重要なことです。
ですが、もしダイエットを指示された場合などは、獣医さんにきちんと相談して体重に対しての必要量より少し少なめにしてみるのも良いかもしれませんね。
その場合は、ご飯あげる回数を増やし、空腹時間の間隔を短くしてあげるなど工夫が必要かもしれません。
うちの子の場合は量を減らしても大丈夫でしたが、素人判断せずに、ご自宅のわんちゃんには何か理由がない限りは必ず給与量を守り、わんちゃんの健康状態から判断して最大〜最小の量の中で量を加減して与えてください。
ご飯の時間
ご飯の時間は適切な時間と言うよりかは、空腹時間の間隔を考慮して朝食と夕飯の時間を毎日同じ時間に決めるか、可哀想ではありますが人間の都合に合わせて日によってずらすかどちらかにした方が良いかと思います。
なぜかと言いますと、わんちゃんは人と違い1日３食食べるのは赤ちゃんの時だけです。
※わんちゃんの状態で1日3回〜の子もいるかもしれません。
1日2食の状況で朝早く食べて夜遅く食べると言う状態は人もわんちゃんも同じですが、空腹時間の間隔が長すぎて胃酸過多になってしまい胃に負担がかかります。
そのためわんちゃんの場合は気持ち悪さから我慢できずに胃液を吐いてしまう子もいます。
そうなるととても可哀想ですよね。
その予防策は…
①1日のトータル量は変えずあげる回数を増やす
②夕食〜朝食の空腹時間内に吐いてしまう子は夜寝る前に10粒ほどあげる
③朝7時に食べたら夕方5時か6時には食事を済ませる
※働いていて無理であれば食事が自動的に出る器械もありますし、あまりオススメはできませんが少量置きエサをする
など他にもご家庭ご家庭でそのわんちゃん1匹1匹にあった良い対策方法がわんちゃんの状態をよく観察して頂ければみつかると思いますし、獣医さんに相談したら良い方法が見つかるかもしれません。
注意点
筆者は幼い頃から今まで、五頭の犬を飼い、元動物看護師であることもあり獣医さんの診察を見てきたのでご飯の量の調整やご飯を与えるべき時間もある程度は自分の判断のみで調整でき、それで問題が起きたことはありませんでした。
ですが、うちの子にあってた方法だっただけで、うちの子が食べているご飯にはこの方法があっていただけで、別のお家のわんちゃんには合わない。
逆効果なんてことも万が一あるかもしれません。
なので、もし試してみる方がわんちゃん飼育の初心者の方や、一般の方であれば必ず獣医さんやペットショップの店員さんに相談してから試して頂くとデメリットが出るリスクが減ると思います。
最後に
今回は今まで私が飼って来た犬達を参考に書かせていただきました。
動物看護師をしていて感じたことは、全く同じ犬種で、全く違う環境に暮らしているわんちゃん達に全く同じ問題が起きていたとして、本当に面白いくらいその子その子によって合う対策方法が違うということです。
私がオススメした方法は獣医さんもよく指導されている方法ですし、ほとんどのわんちゃんに合う方法だと思います。
しかし、獣医さんも一人一人全く違う意見を持っていて治療法なども全く違ったりしますので、是非こちらに書かれた方法を試す前に、ご自宅のわんちゃんのかかりつけ病院にご相談していただくことをオススメします。
もし上記の方法がご自宅のわんちゃん達に合って、わんちゃんにも飼い主さんにもお力になれたらとても嬉しいです
