まん丸お目めに立ち耳、鮮やかな被毛で人気のポメチワ。
ポメチワとは、ポメラニアンとチワワのミックスです。
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ポメチワはどのように飼育すると良いのでしょう。
ポメチワとは
ポメラニアンのような額のふんわり被毛が可愛らしいポメチワ。
愛犬家からは「ポメチワ」「チワラニアン」「ポワワ」の愛称でも親しまれています。
大きさは体高24cm・体重3kgでチワワより若干大きいです。
寿命は10~15歳程度とされています。
ポメチワは、大きなペットショップやブリーダーさんの元で15万円程度で購入可能です。
ポメチワの特徴
「最も小さな犬のチワワ」と「優雅な被毛のポメラニアン」の子ポメチワ。
耳はチワワの耳に似ることが多いものの、ポメラニアンの耳になることもあります。
「短毛にピンとした立ち耳のチワワ」と「長毛で立ち耳にある飾り毛」が特徴的なポメラニアン。
耳はポメラニアンに似るとキツネのような立ち耳になるのも可愛らしいです。
しっぽの形もバリエーション豊富で面白いですよ。
ポメチワの飼育「抜け毛」
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「チワワのシュッとしたお顔」に「ポメラニアンのふわふわ被毛」で人気のポメチワ。
そんなポメチワの被毛は、ポメラニアンの長毛ストレートに似ることが多く抜け毛も多いとされています。
抜け毛をそのままにしておけば掃除も大変!
ポメチワの健康管理では、被毛内に「不必要な抜け毛が溜まる」ことで通気性が悪化。
ほこりやフケも溜まりやすくなり、皮膚病になることもあるので気を付けましょう。
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ポメチワの飼育「ブラッシング」
豊かな被毛のポメチワの飼育では、定期的なブラッシングとトリミングが大切。
短毛のチワワの被毛に似ると抜け毛の心配はほとんどありません。
一方、チワワのロングコートやポメラニアンの長毛でふんわり被毛の場合ブラッシングは欠かせません。
ブラッシングは皮膚に直接当てずに、毛並みに沿って優しくといてあげてくだあさいね。
ポメラニアンとチワワ
ポメラニアンとパピヨンなどを交配してロングコートのチワワが誕生したと言われている程、関係性の深いポメラニアンとチワワ。
ポメチワはロングコートチワワにポメラニアンの血を受け継いでいると考えるとチワワとポメラニアンの相性は良さそう。
またロングコートチワワとポメラニアンの交配は、ふわふわダブルコートになることが予想されます。
ポメラニアンもチワワも被毛が豊かなので、個性が可愛らしいチワポメになるでしょう。
ポメチワの飼育「性格」
ポメチワの性格は、強気で甘えん坊。
元気で人懐っこい性格も魅力的ですが、見知らぬ人や犬に対しては臆病で神経質な面が出ることがあります。
ポメチワは、小さな頃から散歩などで社会化をしつけて無駄吠えも予防しましょう。
ポメチワの飼育「気は強め」
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ドイツ原産で使役犬としても活躍した歴史を持つポメラニアン。
ポメラニアンの祖先には、大型犬のサモエドもいるので小型犬でも勇敢!
吠え癖は本能的なものなので、ある程度抑える程度にしつけます。
若干強気な性格でも苦労することはあるものの、問題行動も少なく攻撃的でもありません。
小さい犬種でも他の犬に負けない気の強さはカッコいいです。
ポメチワがかかりやすい病気
ポメチワがかかりやすい病気には以下のようなものがあります。
・膝蓋骨脱臼(パテラ)
・水頭症
・アロペシアX
・骨折
ポメラニアンもチワワも関節が弱い犬種なので、ポメチワも関節は弱くなります。
そのため散歩中の激しい運動も控えた方が良いでしょう。
前足は特に骨折しやすいので、階段の昇り降りや比較的高いところからのジャンプにも気を付けましょう。
ポメチワがかかりやすい病気「膝蓋骨脱臼(パテラ)」
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膝蓋骨脱臼(パテラ)とは、ポメラニアンにもチワワにも見られる病気です。
膝蓋骨脱臼は膝蓋骨(膝の皿)の溝が生まれつき浅いことで脱臼。
散歩中に「後ろ足をかばって歩く」などの様子が見られたら獣医師さんに診てもらうようにしましょう。
基本的に、膝蓋骨脱臼(パテラ)は生活環境の改善や体重管理などで様子を見ます。
痛みが出るなど症状が悪化すると、鎮痛剤や関節保護剤を使ったり、手術が必要になることもあるので早期発見が大切です。
ポメチワがかかりやすい病気「水頭症」
水頭症とは、チワワに多い先天性の病気です。
脳の奇形により脳圧が上昇。
これにより活動性の低下や麻痺、痙攣発作、異常行動が見られることがあります。
これらを防ぐためにも両親に先天性疾患がないか確認しておくことは大切です。
発症してしまった場合は「脳圧を下げる薬や発作を抑える薬を服用して維持しなければならなくなる」ことを理解しておきましょう。
ポメチワがかかりやすい病気「アロペシアX」
アロペシアXとは、ポメラニアンに多い皮膚病です。
脳下垂体前葉ホルモンの乱れや、体内の分泌不全が重複することで発症すると言われています。
1~4歳の若い時期に発症。
症状が進行することで顔と足先以外の毛が脱毛します。
ポメチワの飼育「モグワン」
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ポメチワのドッグフードは「タンパク質」「脂質」豊富なモグワンドッグフードがおすすめ。
モグワンには、「オメガ3脂肪酸」も含まれていて皮膚や被毛の健康も維持!
モグワンは粒の大きさは10mm以下で、形もドーナツ型になっており小型犬でも食べやすい工夫が施されています。
ポメチワのドッグフードは、モグワンで「丈夫な体作り」と「健康的な体」をサポートするのはいかがでしょうか。
まとめ
バリエーション豊富な被毛とシャープな体型が魅力のポメチワ。
ロングコートチワワには、ポメラニアンの血が入っているのでチワワとポメラニアンの相性もGood。
性格は気が強いのに甘えん坊な一面もあって可愛いらしいです。
もふもふの被毛と潤んだ瞳で抱っこを迫られたら飼主さんはイチコロでしょう。
ただポメチワを飼育するときには、気を付けなければいけないポイントもあります。ポメチワとは信頼関係を築いた上で、早いうちからしつけや生活習慣を身に着けられると良いですね。