飼い主に忠実で、頼もしい体つきが魅力の柴犬。
筋肉質で真面目そうな犬種は、媚びそうにない凛々しさも魅力ですよね。
でも柴犬は甘えん坊な一面もあることをご存知でしたか?柴犬が普段見せない可愛らしさはギャップ萌え間違いナシです。
柴犬とは
柴犬とは、日本古来から存在している犬種です。
身体は小さくても筋肉質!丸いお顔につぶらな瞳、尻尾はくるんと巻かれてある巻尾が多いけど、伸びている差尾タイプも魅力的!
体高は35~40cm程度で、平均体重は9~14kg。
恐れ知らずで力強く地を踏む姿は、無敵そのもの!でも甘えたがりなところもあるんですよ。
柴犬と甘え「人慣れ」
柴犬の性格と言えば素朴で勇敢、誠実、忍耐強い、飼主さん以外には懐かない・媚びない印象もありますよね。
飼主さんには懐いても、他の人からはキツそうな子だと思われることもあるでしょう。
もちろん飼主さんを守るために攻撃的なところがあったり、警戒して吠えることもあります。
ただ小さな頃から人慣れしている子はフレンドリーな性格になるようです。
飼主さんには甘えん坊
意志が強く、独立心や警戒心からくる気の強さ、それでいて活発な柴犬は、時に「攻撃的になったり独断で行動する」こともあるでしょう。
攻撃的な面では「ビシッとしつけなければ」と思うこともありますよね。
でも「甘やかしてはいけない」と強くしつければ余計に攻撃的になることも。
真面目で力強く、凛としている柴犬のしつけには、飼い主さんもとことん付き合ってあげる必要がありそうです。
しつけが簡単な犬種ではないので、真剣に向き合ってある程度気持ちを理解できるようになると良いですね。
柴犬と甘え「撫でてもらう」
「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、柴犬の場合は1才まででしょうか。
1歳までに多くの人と触れ合って優しく撫でてもらうと、人への警戒心を落ち着かせることが期待できます。
柴犬ではありませんが、私が小さな頃には通りすがりの人に半ば強制的に犬を撫でさせられて怖い思いをしたことがありました。
「明らかに愛犬を可愛いと思ってくれている子」には、人慣れに協力してもらうのも良いと思います。
ただ「可愛い」と「触りたい」はイコールでは無いので、小さな子供は特に「撫でるのに恐怖心がある人もいる」ことを理解しておいてほしいですね。
柴犬と噛み癖「可愛がられる子」
柴犬は、他の犬種よりも比較的甘噛みが多いです。
甘噛み自体は問題なくても噛む強さの加減を教えてあげないと、マズルコントロールが難しくなるでしょう。
飼主さんは小さなことから口の周りを触ってマズルコントロールが取れるようにスキンシップにも焦点を当てます。
噛み癖は大人になるまで落ち着かせましょう。
柴犬と噛み癖の例
また私の経験では、近所の柴犬が餌を食べている時に撫でようと手を出してガブリ!
痛いというよりも、その衝撃に驚いて泣いてしまいました。
腕には柴犬の歯形がシッカリ!でも「餌を食べている時に手を出した私が悪かった」と反省しました。
当事者ですが、私よりも飼主さんの方が気の毒になってしまいましたね。
飼主さんは、愛犬と他の人とのふれあいには気を遣いますからね。噛み癖はデリケートな問題でした。
柴犬の甘えと反抗期
柴犬は持ち前の力強さで、1歳前後に反抗期があることも。
自信が付いて自我のようなものが芽生え、飼主さんの言うことを聞かない時期もあります。
でもここで負けてはいられない!飼い主さんは揺るぎないリーダーシップと一貫した態度でしつけます。
柴犬と甘え「警戒心」
元気な柴犬には、しつけが大切!
でもおうちに来て不安いっぱいな頃にビシビシしつけるのは逆効果!
赤ちゃんの頃や家に来た時には、家も飼主さん達も安心できることを理解してもらいます。
それからたくさん遊んで警戒心を解いてあげましょう!涼しい時間の毎日2回のお散歩とボール遊びでも仲良くなって信頼関係もアップ!
柴犬はかしこい一方で「しつけを嫌がったり、反抗的な態度を取る時」には「何故嫌がっているのか」考えてみると良いでしょう。
柴犬の甘え「性別の差」
柴犬は子犬のときに的確なしつけができれば従順で頼もしい子になります。性別で言うと「オスの方がなわばり意識も強い」です
ただし大人しければいいというわけでも無く、ある程度の意志の強さは「心身ともに健康」な証拠といえそうです。
オスの去勢手術は、攻撃的な面を落ち着かせることも期待できます。
柴犬の甘え「去勢手術・避妊手術」
メスは比較的穏やかで落ち着いていますが、年に2回の発情期があります。
将来、出産予定が無ければ生後6か月頃に避妊手術を行うと良いでしょう。
多少出血を伴いますが、避妊手術は性ホルモンによる病気や遺伝的な病気を予防、ストレス軽減、問題行動の予防・改善効果も期待できます。
あとは何と言っても飼育環境としつけですね。犬の個性は、ある程度尊重してあげられると良いでしょう。
近所の柴犬「性別の差」
私の近所には柴犬が2匹いるのですが、やはりメスのほうが優しいですね。
元気に吠えますが、人に吠えたり攻撃的になることは少なかったです。
一方でオスの柴犬も飼主さんに忠実でしたが、個人的なミスで噛まれたことで比較的気が強い方だと思いました。
柴犬と甘え「スキンシップ」
群れの中で生活する柴犬は、実はさみしがりやなところがあります。
人と生活するときも同じで、飼い主さんと遊ぶ時間が少ないとストレスになってしまう子もいるでしょう。
小さな頃から耳のまわりやアゴの下、口周りを撫でて・遊んで・触れ合ってスキンシップを取りましょう。
普段はお留守番もできますが、休日には無理のない範囲で出かけても良いですね。
まとめ
短毛に立ち耳、毛色も魅力的で頭の良い柴犬は、信頼関係が大切!
一貫したしつけと譲らないリーダーシップで、優しくて人慣れたした子に育ててあげたいですよね。
それで、飼主さん以外受け入れなさそうな犬種の子に甘えられたらギャップで可愛さ100倍!
飼主さんは、体力に自信があり多少のことでめげない根気のある方だとおすすめです。
柴犬の顎のせや前足をかけて見てみて攻撃!口をなめて大好きアピールもたまらないですよ。