ハムスターの種類まとめ!初心者におすすめなのはどのハムスター?
見た目も行動も、何もかもが可愛らしい「ハムスター」。
「飼ったことはないけど飼ってみたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
一言にハムスターと言っても、ペットとして飼育できるハムスターにはいくつかの種類があり、種類によっては初心者に向いている場合と向いていない場合とがあります。
今回は、ペットとして飼育できるハムスターの種類と、初心者に向いているハムスターについてご紹介します。
ゴールデンハムスター
「ハムスター」と聞いて真っ先に思い浮かべる方が多いのが、このゴールデンハムスターではないでしょうか。
アニメをきっかけに人気に火が付いたゴールデンハムスターは、ペットとして飼育できるハムスターの中では一番大きく、性格も比較的穏やかでおっとりしているので、触れ合うのにもおすすめの品種です。
体長・体重
【オス】約18cm・約85~130g
【メス】約19cm・約95~150g
メスのほうがオスよりも体は大きめです。
毛色の種類
キンクマ
ホワイト
ダルメシアン
ホルスタイン
トリコロール
パンダ
ドミノ
ブラック
こげ茶
など…
※短毛種と長毛種がいます。
※カラーの呼び方はペットショップによって異なります。
値段
1,000~2,000円程度
寿命
約2~3年
多頭飼いの可否
縄張り意識が強く、ケンカの恐れがあるので不可。
1匹につき1つのケージを用意してあげましょう。
ドワーフハムスター
体型が小柄なハムスターは、ゴールデンハムスターとは別に「ドワーフハムスター」とも呼ばれています。
ドワーフハムスターの種類は、以下の通りです。
◆ジャンガリアンハムスター
ゴールデンハムスターと同様、「ハムスター」と聞いて真っ先に思い浮かべる方が多い品種のハムスターが、ジャンガリアンハムスターです。
クリクリの大きな目が印象的で、個体差はありますが、性格も比較的おとなしく、人間にもなつきやすいです。
体長・体重
【オス】約7~12㎝・約35~45g
【メス】約6~11cm・約30~40g
オスのほうがメスよりも若干体が大きいです。
毛色の種類
ノーマルグレー
ブルーサファイア
パールホワイト
イエロー(プディング)
シナモン
など…
※カラーの呼び方はペットショップによって異なります。
値段
1,000~2,000円程度
寿命
約2~2年半
多頭飼いの可否
不可能ではありませんが、性格の荒い子はケンカをする恐れがあるのでおすすめできません。
◆ロボロフスキーハムスター
ペットとして飼えるハムスターの中で1番体が小さいのが、このロボロフスキーハムスターです。
小柄ゆえにとてもすばしっこく、運動量も多いです。
臆病な性格で、人間にはなつきにくいので、「触れ合って楽しむ」というよりは、「見て楽しむ」タイプのハムスターといえます。
体長・体重
【オス】約7~10cm・約15~30g
【メス】約7~10cm・約15~30g
オスもメスも体の大きさはほとんど変わりありません。
毛色の種類
ホワイトフェイス
など…
※カラーの呼び方はペットショップによって異なります。
値段
2,000~3,000円程度
寿命
約2~3年
多頭飼いの可否
小さい頃から一緒に飼育すれば、多頭飼いも可能です。
想定外の繁殖を防ぐために、オスメスは分けてください。
◆キャンベルハムスター
キャンベルハムスターは、ジャンガリアンハムスターによく似た品種のハムスターです。
ペットとして飼われてきた歴史が浅いため、日本での知名度はあまり高くはありませんが、海外では人気の品種です。
警戒心が強くて野性的な性格のハムスターであるため、あまり「飼いやすい」とは言えませんが、人間に慣らすことは十分可能です。
体長・体重
【オス】約7~12㎝・約35~45g
【メス】約6~11cm・約30~40g
ジャンガリアンハムスターと同様、オスのほうがメスよりも若干体が大きいです。
毛色の種類
ブルーフォーン
セルフブルー
セルフブラック
パイド
アルビノ
など…
※カラーの呼び方はペットショップによって異なります。
値段
2,000~4,000円程度
寿命
約2~2年半
多頭飼いの可否
個体の性格にもよりますが、キャンベルハムスターは多頭飼いが可能な品種です。
繁殖を考えていないのであれば、オスメスはちゃんと分けてください。
◆チャイニーズハムスター
ハムスターとネズミの中間のような体つきをしているのが、チャイニーズハムスターです。
他の種類のハムスターと比べるとスレンダーで、尻尾も少し長めなのが特徴です。
臆病ではありますが、穏やかな性格で人間になつきやすいため、比較的飼いやすい品種です。
体長・体重
【オス】約10.5~11.5cm・約35~40g
【メス】約9~10.5cm・約28~35g
ジャンガリアンハムスター・キャンベルハムスターと同様に、オスのほうがメスよりも若干体が大きめです。
毛色の種類
シルバー
ホワイト
など…
※カラーの呼び方はペットショップによって異なります。
値段
3,000~4,000円程度
寿命
約2~2年半
多頭飼いの可否
個体の性格にもよりますが、チャイニーズハムスターは多頭飼いに向いています。
何度も言うようですが、繁殖の予定がない場合はオスメスをしっかり分けて飼ってくださいね。
初心者におすすめなのはどのハムスター?
「ハムスターを初めて飼育する」という初心者の方におすすめなのは、「ゴールデンハムスター」と「ジャンガリアンハムスター」です。
この2種類のハムスター、「ペットとして飼っている人が多い」ということは、「飼いやすいハムスターである」という意味でもあります。
性格も穏やかですし、人間にもなつきやすいので、初心者の方でも扱いやすいかと思います。
また、他の種類のハムスターの取り扱いは行っていなくても、ゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターだけは確実に置かれているペットショップが多いので、「手に入れやすい」というメリットもあります。
値段も手頃なので、飼育用品を1からそろえなければならない状態でも手に入れやすいと思います。
まとめ
今回は、ペットとして飼育できるハムスターの種類と、初心者に向いているハムスターについてご紹介させていただきました。
ペットとして飼育できるハムスターは5種類、初心者に向いているのはそのうちの2種類(ゴールデンハムスター・ジャンガリアンハムスター)です。
見ているだけでも楽しいのですが、一緒に遊ぶのもとても楽しいですよ。