最小サイズのうさぎで豊かな被毛カラーが魅力のネザーランドドワーフ。
ネザーランドドワーフとは「どのような性格のうさぎ」なのでしょう。これからの暑さ対策についてもまとめます。
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ネザーランドドワーフの特徴
「ネザーランド」「ドワーフ」とは、「Netherland(オランダ)」「Dwarf(小型)」を組み合わせて出来た名前です。
その名前の通り[オランダで品種改良された・小型のうさぎ]となっています。
体長26cm・体重1kg程度の最小サイズのうさぎは、オスでも体長が30cm・体重1.5kg程度。
※雑種だと、多少大きめの印象になります。
コンパクトな体型に丸いお顔、短めの耳が可愛いうさぎです。被毛カラーは30種類以上とも言われています。
ネザーランドドワーフの性格
ネザーランドドワーフの性格の特徴は、以下の通りです。
・元気で活発
・フレンドリー
・好奇心旺盛
ネザーランドドワーフは人に慣れやすい性格のため「噛み癖も少ないうさぎ」と言えそうです。
撫でなでも抱っこも大好きなので「うさぎと沢山スキンシップを取りたい飼主さん」におすすめ!
ネザーランドドワーフ「性別による性格」
ネザーランドドワーフの性別による性格では、オスはフレンドリー・メスはクールな印象を受けます。
他にも、個体差によっては「1人でいることが好きな子」もいます。
威嚇でおしっこを飛ばすのも、オスだけとは限りません。
種類は異なりますが、家で飼っていた子はメスの方が強気!オスは物静かな子でした。
あとは家の環境によっても、性格は変わってきますよ。
うさぎの被毛タイプ
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※写真の子のカラーは、チョコレートオター。
うさぎの被毛には、地肌よりに生えているアンダーコートと表面のガードヘアがあります。
犬で言うダブルコートのような被毛ですね。
これに加えて、うさぎの被毛には「ロールバック」と「フライバック」という毛質があります。
・ロールバックとは、毛並を逆立てると毛がゆっくり戻る毛質。
・フライバックとはお肌に沿っては生えているような毛質。
全体的にはアンダーコートが薄いと、フライバックの毛質になることが多いです。
ネザーランドドワーフの被毛
ネザーランドドワーフの毛質は、アンダーコートの密度の高さからロールバックの毛質を持っています。
そして換毛期には、アンダーコートからガードヘアも夏使用に。
換毛期のグルーミングは「スリッカーブラシなどでアンダーコートをすいてから、ラバーブラシでガードヘアを絡めとる」と良いでしょう。
毛をまとめやすくするには、グルーミングスプレーを使うのもおすすめです。
毛の密度が薄くなると「より小さなネザーランドワーフ」といった印象を受けることもあります。
ネザーランドドワーフの被毛カラー
ネザーランドドワーフの被毛カラーは、メインのグレー系やブラウン系、ホワイト、ブラックと合わせて30色以上!
バリエーションは「チョコレート」「セピアブラウン」「チョコレート」「オター」や「マーチン」「ブルー」などがあります。
因みにオターとは、白とオレンジが入ったような色合い。
一方、マーチンは白です。
「豊かなカラー」も魅力の種ですが、それによって値段が変わることも少ないです。
ネザーランドドワーフの寿命
ネザーランドドワーフの寿命は、5~10年ほどと言われています。
飼主さんは、およそ8年前後と考えておくと良いでしょう。
あとは「ストレスの少ない環境」「清潔なケージ」を維持して長生きしてもらいたいですね。
ネザーランドドワーフもストレスを溜めやすい性格をしているので、いかに「安心できる場所」を作れるかが重要。
赤ちゃんの場合は、より神経質になりますし体温調整が下手。免疫力も弱いので、飼育には注意が必要です。
ネザーランドドワーフ「かかりやすい病気」
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ネザーランドドワーフがかかりやすい病気には「脱臼」「骨折」があります。
ネザーランドドワーフは小型なので、抱っこの際に暴れられたら過って骨折させてしまう事もあるかもしれません。
そのため、他のうさぎにとっては何でもないようなことが障害となり得ます。
骨折が酷い時には、最悪の場合死に至ることもあるようです。
ネザーランドドワーフの環境作りには、細心の注意を払ってくださいね。
ネザーランドドワーフの温度
近年は、室内でうさぎを飼育することが増えましたよね。
その分、室内犬などと同様、温度にも気をつけなければなりません。
ネザーランドドワーフの場合はというと、室温15~22度程度に保つのがベスト!
設置場所は、エアコンの風が直接当たらない安定した場所が良いですね。
基本的には「部屋の低い場所」で「部屋の隅」だと安心できるようです。
ネザーランドドワーフ「暑さ対策」
これからの夏本番、ネザーランドドワーフにとっても暑さ対策は必須!
ケージの中には、(必要に応じて)丁度いい大きさの「冷たいマット」を置いてあげると良いでしょう。
暑い時には、ズドンッと音を立てて「ダイレクトに横になる」のも可愛いです。
あとは、ニオイ対策や害虫にも気を付けましょう。
ネザーランドドワーフ「夏のニオイ対策」
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「一人暮らしでネザーランドドワーフを飼育する人」にとっても、毎日のお掃除は大変!
少し気を抜くと「1日で部屋中に臭いが蔓延する」こともあります。
特に夏場の糞尿が腐敗したときのニオイは、疲れがピークを越える感覚になります。
飼主さんは、こまめにトイレ掃除などを行って疲労を軽減。
ニオイが籠ると「室内はもちろん、飼い主さんの服などにも移る」ので気を付けてくださいね。
消臭スプレー「カンファペット」
市販のペットの消臭スプレーでは、なかなか落ちないうさぎのニオイ。。
ネザーランドドワーフはニオイの少ない子とも言われていますが、掃除を怠れば部屋の中がうさぎ臭くなることもあります。
掃除をしても洗濯をしても、一度ついたニオイはなかなか取れません。
そんな時におすすめしたいのが、ワンちゃんや猫ちゃんにも使えるカンファペットです。
食品工場でも使用されている「業務用レベルの除菌・消臭力」でニオイを予防!
なかなか落ちないニオイも、説明書に従ってカンファペットを満遍なくスプレーできればOK!
ネザーランドドワーフ「害虫対策グッズ」
より繊細なネザーランドドワーフの飼育には、害虫対策グッズも必須!
蚊取り線香は、うさぎにとっても気にならない香りの「火を使わない!薬用 蚊取り安泉香」などがおすすめ!
火を使わないので、一人暮らしの家での飼育にももってこいです。
《蚊以外の害虫対策》
蚊以外の害虫対策には「ピレカロール」がおすすめ!
植物由来のユーカリオイルが害虫を駆除!
ピレカロールは絨毯やカーテンはもちろん、網戸に吹きかけても予防・駆除ができますよ。
トイレ掃除の後にも吹きかけて、普段からの「ニオイ対策」にもいかがでしょうか。
まとめ
出典:usagino020.com
ネザーランドドワーフの性格は、他のうさぎよりも元気でフレンドリー、繊細であることが分かりました。
そんなネザーランドドワーフにとっても、夏の暑さは大敵!
意外にも「4月~6月の換毛期」には体力を使い、それが終わると夏本番の暑さでまた疲れやすくなります。
飼主さんは普段からネザーランドドワーフと適度に関わって、個体の性格や体調も把握しておきたいですね。