上品な胸の飾り毛とふわふした被毛が特徴的なシェルティ。
近年はワンちゃんの生活の質も上がり、長生きする子も増えてきました。
シェルティの寿命はどのくらいになるのでしょう。
シェルティの寿命
シェットランド・シープドッグの平均寿命は12歳~13歳とされています。
現在のシェルティはラフ・コリーと改良されてもので、ボーダー・コリーの平均寿命14歳~16歳とされています。
※ボーダー・コリーの平均寿命は13歳~16歳、オーストラリアン・シェパードが13歳~15歳です。
コリー犬と比べるとやや短命な犬種のように思いますが、比較的体は丈夫ですし、平均寿命を越えて長生きする子も多いです。
シェルティの寿命「先天的疾患」
ワンちゃんを飼う上で気を付けたい先天性の疾患。
純血種の子は、その犬種を誕生させるために近親の繁殖が多く行われています。
ただ近親の繁殖はどうしても先天性の遺伝的疾患の子が誕生しやすいデメリットがあるのです。
それを回避するためには専門的な知識を持ったブリーダーさんによる病気の因子を持たない子同士の交配が大切!
病気は重症化することで命に関わるケースも多いです。シェルティを迎えるときも、病気の因子を持つ親がいないかどうか確認しておいた方が良いかもしれません。
シェルティの寿命「肥満」
出典:www.m-ah.net
シェットランド・シープドッグは太りやすい犬種と言われています。
うちの子も「肥満気味だね」と言われて500gのダイエットに成功したときには嬉しかったですね。
肥満は内臓に大きな負荷がかかり、足腰への悪影響も考えられます。
足の骨に関しては体の大きさに対して足の骨が細いので関節の病気にかかりやすいです。
太っている方が可愛い気もしますが、丁度良い体型を維持することがシェルティとの生活を豊かにすることにも繋がるのです。
シェルティの寿命「フード」
肥満を予防するには規則正しい食生活と適度な運動が大切です。
食事は年齢に合ったフードを選び、年や体重に合わせて量を調整します。
肥満が気になる子にはローカロリーなフードを混ぜて与えても良いでしょう。
本格的に肥満になってしまった場合は、かかりつけの獣医師に相談しながら肥満を予防してくださいね。
シェルティの寿命「散歩」
出典:talent.yahoo.co.jp
シェルティの運動量は朝・晩の1日2回で、1回30分程度遊ばせてあげます。
好奇心旺盛な犬種なので、お散歩のルートは毎日変えてあげた方が良いですね。
多くの運動量は必要ありませんが、適度な運動は大切です。
また、シェルティは賢い犬種なので頭を使う遊びが大好き!
人が同じ遊びをして飽きるように、シェルティもボール遊びやフリスビー遊びでメリハリをつけてあげると良さそうです。
シェルティの寿命「皮膚病」
シェルティは家族性皮膚筋炎という病気にかかりやすい犬種です。
この病気で皮膚に炎症が起きると、咀嚼筋(物を食べる時に使う筋肉)に炎症を起こすことがあります。
他にも様々な症状が考えられますが、皮膚に炎症を起こすと鼻先や目の周りの被毛が脱毛することがあるのです。
またコリーノーズや日光性皮膚炎では、日にあたる鼻筋から鼻先に赤みや被毛の脱色・脱毛が起こりやすくなります。
これが悪化するとかさぶたができたり、犬が舐めたり引っ掻くことで潰瘍ができやすくなり鼻先が崩れてしまうこともあるようです。
あとは、ノミ・ダニで引き起こされるアトピー性の皮膚炎や、被毛内の通気性が悪かったり、不衛生な状態にしておくことで起きる皮膚トラブルにも気を付ける必要がありそうです。
シェルティの寿命「皮膚トラブル」
出典:ameba.jp
シェルティの皮膚トラブルに関しては、定期的なブラッシングとシャンプーで予防します。
シャンプーは月1回程度でぬるま湯で洗ってあげましょう。
シャンプーはワンちゃん用の低刺激シャンプーでお肌に優しいものを選びます。
シャンプーは2回シャンプー・2回リンスが基本です。
特にシェルティの長毛のダブルコートは1回だとトップコートしか洗うことができません。
そのため2回シャンプーでアンダーコートまで綺麗にしたら、皮脂環境を整えるためにも2回リンスで被毛と皮脂の状態を整えてあげましょう!
シェルティの寿命「ブラッシングで早期発見」
定期的なブラッシングはシェルティの健康を保つ上でも大切です。
シャンプー前にもブラッシングをして被毛内を清潔に保ってくださいね。
ブラッシング中に赤みや湿疹、腫れ、ニキビを見つけた場合は、早めに獣医師さんに診てもらいましょう。
すぐ症状が引くだろうと放置しておくと症状が悪化したり、ワンちゃんが痒い所を引っ掻いて悪化させてしまうこともあります。
シェルティの寿命「ストレス」
出典:www.m-ah.net
シェットランド・シープドッグ は大人で優しく繊細な性格の持ち主です。
そのため小さなストレスを溜めやすいところがあります。
普段は明るく元気なのに、毎日辛抱強く我慢して入ればストレスで胃腸の調子を崩してしまうこともあるでしょう。
軟便や下痢の症状が続く時にも、早めに動物病院で診てもらってくださいね。
シェルティの寿命「甘えん坊」
シェルティは甘えん坊です。
いたずらだけではなく、長い間家族と離れていても寂しくてストレスを溜めてしまいます。
うちの子も、寂しいときや構ってあげられないときには両手の被毛を抜いてしまう事がありました。
その後、症状は落ち着いたものの「あの時はかわいそうな思いをさせてしまった」と反省しています。
シェルティの寿命「シニア期」
シェルティは6歳~7歳頃からシニア期に入ると言われています。
うちの子はシニア期になっても元気に過ごしていますが、時々足を引きずるような歩き方をすることもありました。
その都度お医者さんに診てもらったので問題はありませんでしたが、足腰の負担をもう少し考えてあげる必要があると思いました。
10歳からは老化が始まるとも言われているのでシニア期に合った運動量を考えて必要がありそうです。
運動量も食事の内容も、シニアになったら徐々に切り替えてあげられると良いですね。餌を丸呑みしてしまうようなら噛む力が弱くなっている証拠なのでローカロリーで噛みやすいフードに切り替えてあげましょう。
■ブッチドッグフード
タイプ:ウエットフード
特徴:グルテンフリー・人口添加物なしのワンちゃんの健康を考えて作られた理想的な栄養成分のミートフード!
■カナガンドッグフード
タイプ:ドライ
特徴:イギリス生まれのグレインフリードッグフードカナガンはリピーターも多く人気の高いドッグフード。グレインフリーの安全なドッグフード!
まとめ
毎日の愛犬との関りは、体調不良や病気の早期発見に繋がります。
我慢強いシェルティだからこそ、毎日関わってあげないと小さなサインを見逃してしまうこともあるでしょう。
若い頃はドッグランでも適度に遊ばせてストレス発散!
遊ばた後はブラッシングと定期的なシャンプー・トリミングで被毛のメンテナンスにも気を配ってあげてくださいね。