マンチカンを飼う時に知っておきたいこと:購入するところ・里親制度
マンチカンの値段は足の長さによって変わるという特徴があります。
「えっ?マンチカンはみんな短足なんじゃないの」
と思う方もいるかもしれませんが、実はマンチカンの短足の子猫は全体の2割程度です。
マンチカンはとても人気がある品種なので、他の種類の子猫たちと比べると若干値段が高くなる傾向にあり、その中でも短足の子猫は人気も希少価値もあるため同じマンチカンの中でも値段が高くなっています。
もっともマンチカンらしいと言われる短足の子猫をペットショップで買う場合は15万円~30万円程度、足長の子猫は10万円~20万円と少し安くなります。
ブリーダーさんから買う場合はそれより少し安く8万から20万前後が相場になります。ブリーダーから購入する場合、若干の違いはありますが15万円前後と考えていいでしょう。
マンチカンのブリーダーはとても多く、信頼できる人を探すことも比較的簡単でしょう。
このような点を踏まえてペットショップで買う場合とブリーダーを探して買う場合、それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。
マンチカンをペットショップで買う
マンチカンはペットショップにも売っていますので、マンチカンを飼いたい方はペットショップを見てみてはいかがでしょうか。ペットショップでマンチカンを購入する場合の注意点などを紹介していきます。
ペットショップで買うメリット
・気軽に見に行ける
・飼い始める時に必要なものを教えてもらえ購入もできる
何度も様子を見に行くことができて、猫とのスキンシップが叶うところは大きいです。
ペットショップで買うデメリット
・親猫を見ることはできない
・価格が高い
・猫の社交性が減ってしまう
ペットショップでは様々な動物を扱っているためどうしても感染症の危険が高くなります。
また当然ですが親猫を見ることは出来ません。
ブリーダーから購入するのと比較して料金が高くなります。
販売されている子猫は早くから親猫と離されてしまうので、親猫の躾が行き届かず社交性が減ってしまうことが多いです。
ブリーダーからマンチカンを買う
マンチカンをペットショップから飼うメリットデメリットを上で説明しました。次はマンチカンをブリーダーから購入をするときのメリットやデメリットについて紹介していきます。
最近はペットのブリーダーも増えており、ペットショップより安く買うことができるので利用している人も多いです。
ブリーダーから買うメリット
・何匹かいる子猫の中から選ぶことも可能
・親猫を見ることも可能なことがある(見れなくても親猫の話が聞ける)
仲介業者を挟まないのでペットショップと比べて安い値段で子猫を買うことができます。
また猫は成長するにつれ、容姿も性格も親に似てきます。そのため親の性格をよく知っているブリーダーさんから細く性格を聞くことで成長した時の性格がなんとなくでも掴めるものです。
おとなしく手の掛からない子がいい、人懐っこく甘えてくれる子がいい、他の猫とも仲良くなれて社交性のある子がいいなどどんな猫を飼いたいかイメージしながら親猫の性格をしっかりと聞いてみましょう。
ブリーダーから買うデメリット
・猫の健康管理ができない悪質ブリーダーもいる
ペットショップとの大きな違いは猫の様子を何度も確認することが難しい点です。
また、お金儲けのためだけに猫を繁殖させる悪質なブリーダーも存在している為、健康面に気を使われることなく育てられる子猫もいます。
値段が高額になりやすいということだけで生後7週以前の猫を販売することもあります。
飼育環境や親猫や他の兄弟の様子も確認しながら購入するのがいいでしょう。
また、わからないことがあって質問をすると的確に回答をしてくれる、ブリーダーさんなら信頼もできるでしょう。
マンチカンの里親制度を利用して引き取ろう
ペットショップやブリーダーの中から気に入った猫を見つけるという方法以外に、里親サイトを通じてマンチカンを引き取るという方法もあります。
この場合は基本的には無料で、ワクチン代などかかった実費のみ請求されるというパターンが多いです。
マンチカンは人気の品種なので里親になりたいと思っている人も多くいます。
里親になるメリット
・購入するより初期費用は安い
・しつけなどが済んでいる事も多い
里親になるデメリット
・競争率が高い
・引き受け条件が厳しい場合がある
・自分の欲しい品種が手に入らない場合もある
マンチカンはとても人気がある品種なので、他の種類の猫に比べて里親募集が少なく、里親募集に出されてもすぐ里親が決まることも多くあります。
マンチカンの里親になりたいと考えている場合は里親募集サイトを日常的にチェックしておくことが良い出会いにつながります。
マンチカンの里親になる条件
・家庭環境
・留守がちで無いこと
・飼育の環境
一人暮らしや高齢者、同棲カップル、子供が小さい家庭では場合によって里親になれない事があります。
留守がちだと、猫の安全や健康管理に目が行き届かない事や、猫に寂しい思いをさせるという観点から、里親の条件にあげられている事もあります。飼育は室内飼いが基本になっています。
里親を探している猫の中には子猫だけではなく、保護されている状態の成猫や、飼い主と死別してしまったり、飼い主の都合でどうしても飼うことが難しくなり必死に次の飼い主を探している猫などもいます。
1度捨てられてしまったり、虐待や冷遇、人間側の事情による別離や死別といった悲しく辛い思いをした猫たちが、二度と悲しい思いをしないようにといった考えに基づいた条件という事を理解して利用して貰いたいと思います。
1匹でも多くの命を守る為にも、子猫を探す前に1度サイトを確認して頂きたいと思います。
http://www.pet-home.jp/cats/cg_2014/
ジモティー
https://jmty.jp/all/pet-kw-%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%AB%E3%83%B3
まとめ
マンチカンを飼いたくてどこで購入をしようか迷っているかたはいると思います。ペットショップ・ブリーダー・里親のそれぞれのメリットデメリットがあります。里親では、マンチカンのように人気のある種類はなかなか見つからないことが多いようです。
里親を探しながらペットショップやブリーダーのところにも足を運び本当に気に入った子を飼うことが一番のおすすめとなります。