マルプーの飼い方と特徴：人懐っこい性格と寿命など

人気１位「トイプードル」と１０位の「マルチーズ」のミックス犬「マルプー」。

トイプードルは、独特のくるくる被毛が特徴的！様々なカットスタイルが楽しめる犬種です。

一方、マルチーズは3000年程前からヨーロッパの貴族たちに愛さた歴史を持つ犬種。絹糸のような繊細な被毛が特徴的です。

それらのミックス「マルプー」の被毛はトイプードル寄りになることが多いとされています。

マルプーの体の大きさは2～3kgの超小型犬です。

トイプードルの体高は25～28cm、マルチーズは体高20～25cmなので、子犬の大きさに大きな差が出ることはなさそうです。

ただ大き目のマルチーズとのミックスであれば、稀に4kg超えの大きめなマルプーが生まれることがあります。

マルプーは両親のパッチリお目めの特徴を受け継いでいます

耳は、どちらも耳が垂れているので、必然的に垂れ耳になります。

体型はトイプードルに似ると首や脚、マズルが長くなり、マルチーズに似ると短くなります。

しっぽは真っすぐの子がほとんどで、稀に緩いカーブのしっぽになる子もいます。

マルプーはシングルコートの被毛の犬種です。

そのためお手入れしやすいく体臭はほとんど無いとされています。

ただ、ブラッシングや定期的なシャンプーなどを怠ると体臭が出やすくなるので気をつけましょう。

マルプーの健康の為にも、お手入れは怠らないようにしてくださいね。

マルプーのシングルコートは毛が伸びるのが早く・生え代わらないので（1～2カ月に1回程度の）定期的なカットが必要になります。

ただ抜け毛の心配は少ないので、毎日のブラッシングで大変な思いをすることはなさそうです。

シャンプーは月に1回程度で、トリミング料金に関しては「両親のどちらに似ているか（体型や被毛の特徴など）」で変わります。

マルプーは涙やけがみられる子もいるので、トリミングでは毛が目の中に入らないように整えてもらいましょう。

耳は、垂れ耳で風通しが悪いので外耳炎にならないように気をつけます。あとは耳そうじや歯石のお手入れも一緒にしてもらうと良いと思います。

マルプーの平均寿命は12～15年程度とされています。

病気に関しては、純血種の子同士の「近親の繁殖」だと先天性の疾患が発症しやすくなると言われています。

その点、ミックス犬であれば遺伝疾患のリスクが減り長生きしやすいです。

ただしミックス犬の場合も、両親が病気の因子を持っていないか調べておくことをおすすめします。

人気のミックス犬はペットショップでも取り扱われていることが多いです。

価格は10～15万円程で、毛色や生え方・体型などで値段が変わります。

「トイプードルの被毛」と「マルチーズの気品ある顔立ち」で人気の「マルプー」は高値で取引されることが多いです。

トイプーは室内飼育が基本で、お散歩は20～30分程度でOK。

運動は、家の中でも小さく跳んだり跳ねたり・走ったりと忙しいです。

比較的大人しめのマルチーズと運動好きなトイプードルの子「トイプー」は、どちらに似るかで運動のメニューが変わってきます。

骨格は、どちらも関節がゆるいので「高いところからの跳び下りたりする」と膝蓋骨脱臼になりやすいです。

トイプーとは、普段からよく関わって「ワンちゃんの歩き方や気性、どれくらいの運動量が必要か」見極めてくださいね。

トイプードルもマルチーズも甘えん坊な犬種です。

社会性もあるので、お子さんがいるご家庭でも安心。

ただ、人懐っこさでは「長い間ひとりにされると寂しくて苦しむ」ことがあります。

マルプーを長い間留守番させるときにはペットホテルに預けた方が安心かもしれませんね。