ポメチワの性格にあったしつけを紹介します
ポメチワはポメラニアンとチワワのミックス犬です。
ふわふわモコモコで小さな体にクリクリお目なポメラニアンと小さい体にクリクリお目で人気なチワワ、種類が違うお父さん、お母さんから産まれた赤ちゃんたちはどんな子なのか紹介します。
ポメチワの性格
ポメラニアンは遊び好きで、聡明、友好的、社交的、活動的、外交的なところがありますが…ちゃかちゃか動いてよく吠え、ワガママで噛むなど問題行動が出てしまう子もいます。
チワワには好奇心旺盛、無邪気、人懐っこい、陽気で明るく、活発で甘えん坊なところがある子がいます。ただし、警戒心が強く臆病な子もいるので、ポメラニアンと同じようによく吠え、ワガママ、噛むなどの問題行動が出てしまう子もいます。
そのため、どちらかの性格がマイナス面な部分が強いと、子供達も問題行動が出やすあた性格に育つ可能性があります。
飼い主さんの躾の仕方や育て方次第ではとっても人懐っこく、明るい子、穏やかな子、優しい子に育つ可能性は充分あります。
いい面も、悪い面も親犬から受け継いだものですので、ポメラニアン・チワワの性格をしっかり理解し、ポメチワの性格もしっかり理解し、うまく付き合っていくことがわんちゃんと楽しく暮らすコツになります。
しつけ方
予防接種が全て終わって獣医さんから「お散歩に行っていいよ。」と言われたら社会化(※)のためにも少しずつ慣らしながら、わんちゃんの体調とも相談しつついろんな所へ行き、いろんな経験をさせてあげることが大切だと思います。
※社会化『生後3〜12週』→さまざまな音・物・人・他のわんちゃん達など人間と生きていく上で避けられないものに触れ慣れるトレーニングをすること。
★犬の社会化期は(生後3〜12週)なので、中には「ワクチンが最後まで終わる前にいろいろなところに連れて行きなさい」という獣医さんや・ドッグトレーナー、専門家の方も居ますが、ワクチンで免疫を作っていく事に対して途中の段階ですので、外に出すというリスクは充分理解し飼い主さんの判断と責任になります。
社会化は12週以降でも充分間に合いますが、自我や警戒心が強くなるので、慣れるまでには時間がかかります。
社会化をしっかりしてあげると、問題行動も出にくくなり、飼い主さんとわんちゃんも楽しく一緒に暮らせますし、わんちゃん自身もわんちゃんのお友達が出来て楽しく生活が送れるとおもいます。
わんちゃんと暮らす上で、重要な事になります。
ミックスの良い点、悪い点
ポメチワのようなミックス犬と純血のチワワやポメラニアンとでは同じようでいろいろと違います。ここではミックス犬の良い点悪い点について紹介します。
良い点
ポメラニアンとチワワの可愛い容姿がバランスよく遺伝する、人懐っこい・陽気・遊び好きて活発など良い性格が遺伝する。
なりやすい病気、なりにくい病気が違うので、純血種の子よりは病気になりにくい可能性がある、などです。
悪い点
それぞれのなりなりやすい病気が遺伝しやすくなる、性格の面で悪い部分を受け継ぐ可能性がある、小型犬同士なら安心ですが成長後のサイズが判断しにくいなどです
なりやすい病気を少し紹介します。
他にもあるので、病気のリスクも知っておくことが大切です。
ポメラニアンの病気
・副腎皮質機能亢進症
副腎皮質ホルモンが過剰に出る病気。多飲・多尿・過食・皮膚病に似た症状が出る。
・甲状腺機能低下症
甲状腺のホルモンが低下し、代謝が低下しさまざまな症状が出る。殆どが先天性。
・アロペシアエックス
パサパサで細い毛になり脱毛。痒みはなく、薬での治療は可能。トリミングでバリカンを使うのは避ける。
・レッグペルテス
大腿骨頭壊死ともいう。大腿骨頭の血流が阻害され骨が壊死したり、関節の軟骨が破壊される病気。原因は不明。予防が難しい。症状は跛行(足を引きずる)・股関節を痛がる・食欲が低下するなど。
・気管虚脱
呼吸の時に気管が潰れ空気の通りが阻害され呼吸困難に。中高年期や、夏場になりやすい。遺伝的、肥満、心臓疾患でなる。ポメラニアンは心臓病から発症しやすい。症状はガーガーとなるガチョウのような空咳
チワワの病気
・膝蓋骨脱臼
膝のお皿が何度も外れてしまう病気。先天性のものと、打撲、転落事故でなる。
・僧帽弁閉鎖不全症
僧帽弁の変形により血液が逆流する病気。酷くなると肺に水が溜まり肺水腫になる。薬で維持が可能。
・尿路結石症
腎臓・膀胱・尿道・尿路に結石ができる病気。
・水頭症
脳脊髄液が頭蓋腔内に増え、脳の一部を圧迫する病気。症状は麻痺、食欲異常、痴呆、知覚障害。奇形による先天性なものが多い
・結膜炎
目の周りの毛が入った、異物が入ったなど。目薬で治療。
まとめ
ポメラニアン・チワワはとても可愛いですし、いまだに人気でよく見かけます。
どんなわんちゃんにも良い点、悪い点はいくつかあります。
ポメチワに限らずどんなわんちゃんにも言えますが「可愛いから」と甘やかさず、「小さいから」少しくらい問題行動が出ても大丈夫と考えずに社会化をしっかりすることで、問題行動も防げ飼い主さんとわんちゃんの生活が楽しくなりどこにでも一緒に行くことで沢山の思い出ができるとおもいます。