ポメラニアンとシーズーのミックス「シーポメ」
シーポメは、 ポメシーやポメズーの愛称でも親しまれているワンちゃんです。
出典:www.youtube.com
ここではシーポメの販売・購入、飼い方やカットについてまとめます。
シーポメの性格
シーポメの性格の特徴には、以下のようなものがあります。
・大人しい
・落ち着いている
・頑固なところがある
シーポメは「ポメラニアンの神経質な性格と「シーズーの大人しい性格」がマッチしたワンちゃん。
少し頑固なところがあるものの、全体的には「ポメラニアンの活発さとシーズーの賢さ」で、性格も魅力的。
シーポメはミックス犬の初心者初心者でも、比較的飼育しやすいワンちゃんです。
シーポメの見た目
シーポメとは「ポメラニアンのもふもふした被毛」と「シーズーのしっとりとした被毛」が特徴的なワンちゃん。
しかしシーポメによっては、両親の「どちらの被毛タイプが強く出るか」は気になるところ。
またミックス犬は、大きくなるにつれて「被毛タイプ」も「お顔」もハッキリしてきます。
お顔は、どちらかというとシーズー寄りです。
シーポメは「大人になった時のお顔」や「体型・被毛」も想像しながら、成長を見守ってあげられると良いですね。
シーポメ「大きさと寿命」
出典:www.youtube.com
シーポメは平均体重5~8kg程度で、寿命は13~15年ほどと言われています。
体高は、ポメラニアンなら20㎝程度の小型犬。
シーズー寄りなら20~28㎝ほどの大きさとなります。
そのためシーポメの体高は、およそ25㎝程度と言えそうです。
体重も、シーズー寄りの体型の子だと大きめの子になりそう。
シーポメの値段
レアなミックス犬「シーポメ」は、ブリーダーさんからの購入するのが一般的です。
※値段は「10万円前後」で、ブリーダーさんによっては多少異なります。
ネットでは、手軽にレアなシーポメちゃんを見ることが出来るますよ。
ただし購入の際は、(触れ合いの予約を入れてから)ワンちゃんに会いに行って相性を確認しておきましょう。
あとはワンちゃんの「性格」や「ワクチンの有無」、ワンちゃんは「病気の因子を持つ子ではないか」なども確認するようにしましょう。
シーポメの被毛
全体的には抜け毛が少ないものの、毎日のブラッシングは必須。
あとはシーポメちゃんの被毛は、両親の「どちらの被毛タイプが強く出るか」によってお手入れも異なります。
ポメラニアンのボリューミーな被毛なら、アンダーコートまでしっかりお手入れ。
シーズーのふさふさした長毛なら、月1のカットで毛玉を予防。
冬場は、静電気でホコリを集めて汚れやすくもなるので、月1のカットと月1のシャンプーで「毛玉」も「汚れ」も予防してあげましょう。
シーポメのカット「ポメ似の場合」
※画像は、ポメラニアン
ポメラニアンのボリューミーな被毛が特徴的なシーポメちゃんの場合、カットはどのようなものが良いのでしょう。
シーポメのカットの例は、以下の通りです。
・全体を丸く仕上げてぬいぐるみのような「ふんわりカット」または「たぬき顔カット」
・お尻まわりを清潔に。プリ尻が可愛い「桃尻カット」
シーポメのカットスタイルは、シーズーの「長い耳」や「被毛カラー」にも合ったスタイルにしてあげてくださいね。
シーポメのカット「シズ似の場合」
シーズーの美しい被毛を持つシーポメちゃんには、以下のようなカットスタイルもいかがでしょうか。
・カットの定番「まんまるお顔カット」または「テディベアカット」
・全体的に短めで、トップの毛を尖らせるように短くするモヒカンカット
・長いまつげを残してエレガントに。
シーポメちゃんは長毛なら、フルコートを整えてもらうだけでも良さそう。
長いまつげのこは、リボンとの相性も抜群!トップを結んでトップノットにしても良いですね。
シズ似のシーポメ「お顔のお手入れ」
シーズーちゃんのお顔は、鼻が低いのが特徴的ですよね。
でも鼻が低い子は、目ヤニが溜まりやすいと言われています。
そのためシーズー似の子は、こまめに顔を拭いて清潔に。
カットでは「顔周りの毛を短く切ってもらう」のも良いかもしれません。
※洋服を着せる場合は、摩擦を軽減するために「部分的に被毛を長くする」こともオススメします。
シーポメの飼い方
※画像は、シーズー
シーポメの飼い方は、他のミックス犬と同様「両親の気質を踏まえた飼育」が重要。
ポメラニアンの「活発さ」と「賢さ」では、社会のルールもきちんと教えて問題行動をコントロール。
シーズーの「マイペースさ」では、小さな頃から一貫したしつけを徹底して無駄吠えや噛み癖も予防。
小さな頃から甘やかすと、飼い主さんの方が「下に見られて言う事を聞かない子」になることもあります。
しつけが難しい場合は、「しつけ教室」や「ブリーダーさんの元」でしつけ方法を学ぶのもオススメです。
シーポメの無駄吠え
ポメラニアンに似た場合も、シーズーに似たの場合も、無駄吠えには気を付けたいですよね。
でもシーポメちゃんの無駄吠えも、煩いと一言で済ませず「要求吠え」なのか「縄張り吠え」なのか「無駄吠え」なのか確認。
ワンちゃんのワンワンという言葉のニュアンスや(吠える)タイミング、ボディランゲージ等から、気持ちを汲み取ってあげられると良いですね。
無駄吠えが多い子には「散歩・遊びの時間が短くないか」「知らない人が来たと警戒を知らせる声か」「甘やかしすぎてはいないか」も確認。
ワンちゃんのしつけは、基本的に良い行動を褒めるか、問題行動を徹底的に無視して「無駄吠え」も軽減できると良いですね。
シーポメのしつけ
ポメラニアンの勇敢で気が強く、警戒心が強い性格と、シーズーの甘えん坊な性格を受け継いだシーポメ。
無駄吠えに困った飼主さんは、お菓子やおもちゃを与えてもNG。
ワンちゃんは「鳴くとご褒美がもらえる」と思ってしまいます。
シーポメのしつけも、基本的には怒るよりも「静かにしてね」「大丈夫だよ」と安心させて、他の場所に誘導。
それでも鳴き続けている時は、徹底的に無視をしたりして問題行動をコントロール出来るようにしましょう。
シーポメの散歩
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シーポメは、1日2回(一回15分程度)の散歩でストレス発散!
遊びの時間が少ないと、退屈で吠えたり、運動不足でイライラしやすくなります。
すると、しつけでは「言うことを聞いてくれなくなる」ことも。
散歩や遊びの時間は、ワンちゃんとたくさん遊んで信頼関係を築いてくださいね。
まとめ
シーポメも、ポメラニアンとシーズーの性格を受け継いで比較的飼いやすいワンちゃんです。
ただし問題行動が顕著な時は、しつけ教室などで早めに予防。
ブリーダーさんからの購入だと、アフターフォローしてくれるところも多く比較的安心。
被毛は「ボリューミーな子になることが多いので、毎日のブラッシングと定期的なケア」で、「艶やかなふわふわ被毛」を維持できると良いですね。