ペットとして大人気のコーギー。
価格はいくらで、どこで購入したら良いのでしょう。
コーギーの性格
牧羊犬であった歴史から、活発で元気なコーギー。
種類にはウェルシュ・コーギー・ペンブロークとウェルシュ・コーギー・カーディガンがあります(見た目の違いはほとんどありません)。
「フリスビー犬」とも言われるほどフリスビーディスクで遊ぶのにも長けている犬種は、筋肉質で「元気に遊びたい飼主さん」にもバッチリ。
一方で、体型からは足腰・股関節の病気になりやすいです。
※親犬が「股関節形成不全」等の病気を患っている場合は、遺伝して「おすわり等のしつけ」にも影響することがあります。
※中には外科手術を必要とする子もいます。
購入するときには、自分の目で見て遊んで「相性の良いコーギー」を見つけましょう。
ペットショップで「コーギーを購入」
最も身近な購入場所にはペットショップがあります。
しかしペットショップはどこも同じというわけではありません。
我が家の一員になるコーギーの性格に関する情報(アドバイス)をくれるショップでなければ安心して飼育することは難しいでしょう。
コーギーの購入「信頼できるショップ」
「信頼できるショップを見極めるポイント」には以下のようなものがあります。
・登録業者証明の標識
・衛生管理、健康管理は行き届いているか
・スタッフはコーギーの知識を得ているか
・産まれたばかりのコーギーを販売していないか
・生体保証はあるか
「産まれたばかりのコーギー」は購入できない
「動物の愛護及び管理に関する法律」では生後49日までの間は、販売の為の展示や譲渡は禁じられています。
人の赤ちゃんと同様コーギーの子犬も、(母)親犬や兄弟とたくさん関わることで精神的の安定に繋がります。
早めに母犬や兄弟から引き離すと、社会で生きていく為のストレスに弱くなることがあります。
具体的には「落ち着きの無さ、恥ずかしがり、しつけの習得も苦手、吠え癖・咬み癖が出る子」になりやすくなります。
コーギーを購入する「ペットショップ」
ペットショップでは、同法により「事業所・業種ごとに都道府県知事または政令市の長の登録」が必要となります。
また、動物の管理方法や施設の規模・構造等の基準を守っているかどうかも重要なポイントです。
これらの当たり前のことを守れるショップでなければ信用はできません。
コーギーは「成体保証アリのところ」で購入
成体保証は3カ月~1年等お店によって異なります。
成体保証が効くのは「病気で死亡」「治療や手術で回復できそうにない先天性の疾患が見つかった場合」があります。
このときは「コーギーの購入価格のいくらか」または「コーギーの購入価格と同等の犬と代替」できます。
しかし、これには「愛犬の代わりなんているはずがない」という反論もあります。
生体保証は、あくまでも「保証してくれる(責任がある)」という意味で確かめておく必要がありそうです。
コーギーの「適性価格」
コーギーの値段の相場は10~20万円です。
親犬が「何らかの賞を受賞」している場合は30万円以上になることもあります。
他にも「コーギーの価格」は、販売者や生まれた頭数で変動することは理解しておきましょう。
適正価格で購入するときも「ブリーダーからの購入」はおすすめです。
コーギーは「ブリーダー」の元で購入
ブリーダーでの購入は、コーギーの知識・経験を要する人から購入できるので「性格・しつけに関する相談」「親犬が分かることで遺伝病等のリスクの軽減・確認」できます。
しかし、ブリーダーの中には「人気の犬種ばかりをブリードしていたり、数十種類もの犬種をみだらにブリード、知識もないのに営利目的だけで繁殖している人」もいます。
ブリーダーは「コーギーという犬種が好き」で、犬種の知識も豊富・情報収集も欠かさない人から購入すると良いでしょう。
受賞歴があるブリーダーも信頼できる人が多いです。
ブリーダーからの購入でも「生体保証の有無」の確認は忘れないようにしましょう。ブリーダーからコーギーを購入すると5万円程度で買える場合もあります。
「里親制度」でコーギーを購入
人気のコーギーは保健所や保護施設で引き取れることは少ないです。
しかしインターネットでは、里親制度によりコーギーを引き取ることができます。
飼主さんがそのコーギーを気に入り、コーギーに直接会って「飼育に適している人」と判断されれば「無料~相場よりも安く」引き取ることができます。
元飼主さん・保護主からは「どのような経緯で飼ったのか」「飼育期間はどれくらいか」「しつけの程度」「毎日の習慣」等詳しく聞いて「信頼できるかどうか」も判断しましょう。
コーギーの購入「トライアル期間」
飼育したいけど「飼育に不安がある人」はトライアル期間を経て購入するのがおすすめです。
価格は若干高くなるものの、「飼育に不安が出た場合はコーギーを引き取ってもらう」ことができます。
コーギーにとっても「環境が合う場所」で飼育してもらいやすくなるメリットがあります。
トライアル以外では「コーギーのレンタル」でも、コーギーのおおよその性格・飼育の程度が理解できておすすめです。
「ウェルシュコーギーカーディガン」の購入
ウェルシュコーギーカーディガンは、どちらかというと流通が少ない犬種です。
その為インターネットで調べたり、ブリーダーさんに予約の電話をした後に直接訪問する必要があります。
子犬の値段には海外からの輸送費・手数料等が上乗せされていることも多いです。
コーギーの購入「選ぶポイント」
ペットとして迎える時には実際に会いに行って「歩き方が安定しているコーギー、耳や鼻は汚れていないか(耳ダニ・気管系の疾患)、目は綺麗か」も確認しましょう。
飼主さんになる人は「最後まで飼える安心・安全に飼える環境があるか」「愛情をもって育てられるか」「金銭面の余裕」も確認。
「不都合がある」からと言って飼育を放棄することもなく「生き物を扱う責任」も理解の上で購入するようにしましょう。
さいごに
コーギーは購入場所によって価格も異なることが分かりました。
種類や産まれた頭数、母親の受賞歴でも価格は変動します。
「無料~比較的安く譲ってもらう場合」は、不妊手術等の有無・費用の負担についても確認しておきましょう。
「コーギーの血統・個体差・年齢等に比較的こだわりが無い」ようなら里親制度を利用して一人でも多くの子を幸せにしてあげるのもいかがでしょうか。
※里親制度は「生き物の飼育経験」がある人におすすめの制度です。