近年、愛犬や愛猫にそっくりの「クローンのぬいぐるみ」が話題を呼んでいます。
クローンといえば1997年のクローン羊「ドリー」が有名ですね。実物とは異なるものの、親羊とほぼ同じ遺伝子の子羊の誕生は世界中を驚かせました。それからというもののクローンの研究は発達し、より身近なものになりつつあります。
一方、クローンのぬいぐるみは一般の人でも利用しやすいサービスです。命こそないものの「ただ似ている」だけではなく、飼主さんの要望に応えた「よりペットに近いぬいぐるみ」になっています。クローンのぬいぐるみは、近くに行って触らないと気付かない人も多いようです。
制作会社はどこも同じ?
答えはNOです。ただ動物のぬいぐるみや置物を作るのであれば、どこの制作会社に依頼しても良いでしょう。しかし、愛着のあるペットの「クローンのぬいぐるみ」は、単に似ているだけではなく「特定の時期のペット」で「どこか懐かしい様子」であったり「どこか本物に見える」というクオリティを楽しむものになります。
つまり動物のぬいぐるみなら許されるポイントが、クローンのぬいぐるみになると許容範囲外になることも多いのです。その許容範囲の程度も飼主さんによって異なります。
一般的なクローンのぬいぐるみは「似ている」のはもちろん、飼主さんにしか分からない「毛並みの特徴」であったり「視線」であったり、飼主さんが特に特徴的だと思われる部分も反映させます。
そして制作会社と製作者は、信頼と実績(技術)があり、買主さんの要望に応えられる相性が良い人にお願いすると良いでしょう。
クローンのぬいぐるみをよりペットに似せる方法は「ペットの特徴を的確に伝える」ことです。ペットの写真は1枚あれば十分ではなく、いろいろな角度から複数枚撮っておきます。
ここで手を抜いてしまうと、製作者の主観で作られた「機械的な印象のぬいぐるみ」になってしまうことがあります。しかし写真と一緒に文章で説明することで、飼主さんの希望にそった愛嬌のあるクローンのぬいぐるみが出来上がります。
現在のペットの様子(時期)をぬいぐるみにするのであれば、説明もしやすい為、よりリアルに作ってくれるでしょう。
ぬいぐるみにしたいペットの写真は「赤ちゃんの時期」か「若くてやんちゃな時期」「大人びた時期」「現在の時期」かでも変わってきます。つまり成長時期が違う、見た目が全く違う写真を渡されると製作者も困ってしまうのです。そして依頼者自身も「思っていたぬいぐるみとは違うもの」になり悲しい結果となってしまうことがあります。
人の写真を撮るときにも、写真の光の加減や撮る角度でも印象が変わることがありますよね。ペットの写真も同じで、可愛い写真だからと渡しても「依頼者の目で見ているペット」と「写真で見るペット」の印象は異なります。
ペットの写真は、普段の顔つきやしわ、毛色や皮膚の模様まで、その特徴となる写真が必要です。また複数枚写真があることで、光の加減等による「偏った印象のぬいぐるみ」になるのを防ぐことができます。
写真は、真正面から撮った体全体の写真から(同じく真正面から撮った)顔全体の写真、左側・右側・後方から体全体の写真、仰向けの角度の写真も渡しましょう。
送る枚数が限られている場合は、より特徴的な写真を送るようにしましょう。1枚の写真を、半分ずつ違う写真にして送るのも良いかもしれません。
より忠実にペットを再現するためには「言葉での補足」が大切です。クローンのぬいぐるみは、どの部分をどのように再現してほしのかを的確に伝えます。愛するペットが亡くなってしまった場合は「どの時期のペットに会いたいか」を的確に伝えましょう。ただし、似ているからと言って本物のペットを失った喪失感は消えないことも理解しておきましょう。
不安定な状態でぬいぐるみに会っても悲しみが膨らむだけです。ペットが亡くなったことはきちんと受け止めて、注文はある程度落ち着いてからにしましょう。
注文から完成までは時間がかかるものの、気持ちに余裕ができてから注文するのがおすすめです。もちろんその数か月の期間内に受け止められる人は注文しておくと良いでしょう。
会ったときに「辛い気持ち」ではなく「懐かしい気持ち」で迎えられるといいですね。何度も言いますが実物とぬいぐるみは異なります。製作者はより似せる努力をしてくれますが、多少の違いは許せるようでなければなりません。異なる部分を指摘するよりも似ている部分を愛でられるようにしましょう。
クローンのぬいぐるみの制作会社はどこが良いのでしょう。アメリカのケンタッキー州にある有名な制作会社には、カドルクローン(Cuddle Clones)があります。カドルクローンは、こだわりとクオリティが高いことで有名です。そのこだわりの強さはカドルクローンの理念にもなっています。
海外の会社と聞くと「言葉が通じない」ことで取引にも不安になりますが、ブラウザの翻訳機能を使えば安心です。ただし文章は短い文で、翻訳機能の性能が失われないようにします。
また海外での注文では「安心して利用できるかどうか」も重大なポイントになります。その点、カドルクローンは技術も実績も豊富で、安心して利用できます。発送の際にもメールでご連絡をいただけるので安心です。
それでも万が一のトラブルを不安に思う方は、日本の制作会社にお願いしましょう。日本人も真面目な人が多いので、ぬいぐるみへのこだわりも理解してくれることでしょう。
最後に
ペットのぬいぐるみは、必要事項を記入の上で写真も添付して注文します。ペットは犬・猫のメジャーなペットだけではなく、モルモットやウサギ、インコから馬まで幅広く対応可能です。選択肢に無いペットの種類は「その他」を選びましょう。
ぬいぐるみのポーズでは、お座りのポーズなのかスタンディングが、お腹を床につけたポーズかも細かに選択することができます。注文が出来たら後はわくわく待つのみです。
関税では別途4000円程かかりますが、普段のペットのお供にもペットのクローンのぬいぐるみで生活をより豊かにするのもいかがでしょうか?