いつも身近にいるからこそ知りたい猫のうんちく。
飼主さんはもちろん、猫好きの方にとっても為になる情報盛りだくさん!
そこで今回は、普段の生活でも確認できる猫のうんちくについてご紹介します。
猫のうんちく「魚より肉」
猫といえば「魚をくわえて走る漫画」など、魚好きというのが印象的ですよね。
しかし本来、猫は魚よりも肉派。
むしろ「アジ」や「サバ」「カツオ」「マグロ」等の魚ばかり与えていると、ビタミンE欠乏で「炎症を起こすことがある」ので気を付けましょう。
猫のうんちく「猫舌ならぬ鼻舌?」
猫舌という言葉の通り、猫は熱い食べ物は苦手?
というよりも「ペットで熱いもの好きな子はなかなか居ない」気がしますよね。
そんな猫ちゃんが温度を感じるのは「舌では無く鼻」と言われています。
食べる時に「鼻をヒクヒクさせる」ことがありますが、これによって食べ物の温度も感じ取っているのかもしれませんね。
これによって、猫ちゃんの舌にある「味覚を感じる味(み)らい」などの敏感な細胞も守られていそうです。
猫のうんちく「キャットフード」
ネズミを駆除してくれる猫ちゃん。
飼主さんには、(餌を与えようと)捕まえたネズミの死骸を持ってくることも多々。
そんなネズミ大好きな猫ちゃんのキャットフードは、ネズミ5匹分の栄養素となっています。
キャットフードの栄養素は栄養満点なのですね。
猫のうんちく「好き・嫌いの発動」
いつものフードを食べなくなった…。
飼主さんは、なぜ「今まで食べていたフードが食べられなくなったのか」とヤキモキ。
しかし、この好き嫌いは「猫ちゃん自身が身を守るため」にも必要なことです。
動物行動学的では「食物バラエティーメカニズム」と言います。
猫の好き嫌い「食物バラエティーメカニズム」
猫ちゃんは、如何なる時も生きていけるように「違う種類の食べ物」も必要になる生き物です。
この食物バラエティーメカニズムとは、1種類の食べ物や同じような成分が摂取できる食べ物ばかりを食べることで「その食べ物が得られなくなったときに困らないようにする」ものです。
そのため猫ちゃんは「今まで食べていたものを受け付けなくなる」ことがあるのですね。
かといって、食べさせてはいけないネギ類・チョコレートなどは決して与えないでくださいね。
猫のうんちく「利き足」
猫ちゃんの動きは前足から?
猫ちゃんにも、そんな決まりきった法則があるのかどうか…。
私達が知らず知らずのうちに「利き足から歩いていることが多い」ように、猫ちゃんも利き足から歩き始めることが多々!
利き足のチェックは「おやつ」や「おもちゃ」をゲットするときの最初に一手(一歩)で確認してみてくださいね。
猫のうんちく「つま先立ちで歩く」
ワンちゃんと同じで、猫ちゃんはつま先立ちで歩く生き物です。
猫ちゃんも「かかとを付けない方が、楽に歩いたり走ったりする」ことができますし「体重も軽々と支え」られます。
この立ち方は「獲物を捕まえる時に機敏に動いたり、危ない時の回避行動」にも役立つようです。
猫のうんちく「肉球の役割」
猫ちゃんの肉球には「生活で必要になる感覚器官」が備わっています。
具体的には、肉球によって温度や圧力、痛みなども敏感に感じ取ることができるのですね。
猫ちゃんの肉球を触り過ぎると嫌がるのも、この為かもしれません。
繊細な感覚器官(肉球)により熱い道路や凍結された路面も苦手。
これらの道では怪我をしないように、注意して見てあげる必要がありそうです。
猫のうんちく「降りるのは苦手」
猫ちゃんが「木登りをして降りられない…」なんて様子を、漫画でよく見かけますよね。
実際にも、猫ちゃんは木登りは得意だけれど降りるのは苦手。
これは「柔軟性のある内側に向いた足」で木登りが得意な一方、降りるには適していない形状だからなんなんだとか。
そのため基本的には「ジャンプで降りるか、降りられないか」ということになります。
高い木に登っているのを見かけたら「安全な方法で降ろしてもらう」など応援をお願いしても良いですね。
猫のうんちく「肉球の役割」
猫ちゃん好きにとって堪らない肉球!
これは高いところからのジャンプによる衝撃吸収の他、衝撃音吸収にも役立ちます。
猫ちゃんがドスッと音を立てず、颯爽と歩いていくのにも肉球の役割が果たされているのですね。
獲物に忍び寄ってゲットするのも楽勝!といったところでしょうかね。
猫のうんちく「肉球と汗」
猫ちゃんは「被毛で覆われた全身よりも、肉球から汗をかく」生き物です。
緊張している時も、肉球から汗がじんわり…。
苦手な動物病院に行くと、緊張で手が濡れている子もいるかもしれませんね。
猫のうんちく「長い睡眠時間」
猫ちゃんは温かいところでゴロゴロ!
日の光が適度に入って「温かい場所」や「冬のコタツ」でも、いつも大人しくしていますよね。
そんな猫ちゃんの睡眠時間はおよそ14~20時間!
猫ちゃんと遊ぶのは「活発に行動しているとき」にしてあげると良さそうです。
猫のうんちく「爪とぎの情報」
猫ちゃんは、爪が長くなり過ぎないように爪とぎでお手入れ。
しかし爪とぎの「本来の意味は、猫達の縄張りを意味するマーク」のようなものです。
木などに爪で引っ掻いて、相手に「自分の縄張り」を主張!
また、このマークには匂いもついています。
猫ちゃんの肉球からフェロモンが出ることで「縄張り」を主張することができるのです。
猫のうんちく「妊娠の不思議」
猫ちゃんのお父さんは一人とは限らない!?
実は、猫ちゃんは複数のオスの子を同時に産むことが出来ます!
それは猫ちゃんが「双子など、一度に複数の子を産むことができる多胎型で、それでいてオス猫と交尾すると排卵が誘発される生き物」だからです。
つまりメス猫は、交尾すると「その都度排卵て複数の卵子」を一度に排卵できるようなんですね。
無理に交配されるのは良くありませんが、猫が妊娠して「何匹生まれたの?」と無意識に聞く裏には、このような背景もあるのですね。
猫のうんちく「マッターホルン登頂」
「嘘だろ」と疑ってしまう、猫ちゃんのマッターホルン登頂!
1950年9月6日、スイスのジュネーブにて。
生後4カ月の子猫が、登山家について4478mのマッターホーンを登頂したことが話題となりました。
抱っこされて登ったわけでは無く「自力で険しい山を登った」ことに驚愕です!
まとめ
猫ちゃんのミニ知識~役立ち情報もある猫のうんちく。
猫ちゃんの雑学を知ることで「これまで見えなかった背景」が分かったり、雑学は知るだけでも楽しいですよね。
飼主さんは、知識だけでは無く実践にも応用してみてくださいね。