意外にも、都会の女性から人気の高いヒョウモントカゲモドキ。
ビビットなカラーに独特の柄、大きな目に魅了される飼主さんが続出！
そこで「ヒョウモントカゲモドキを飼いたい」と思う人は、どのようなことを知っておくと良いのでしょう。
ここでは、ヒョウモントカゲモドキの販売と購入についてまとめます。
ヒョウモントカゲモドキの種類
ヒョウモントカゲモドキは、豊富なカラー・柄が魅力のトカゲモドキです。
カラーの種類には、以下のようなものがあります。
・ノーマル（クリーム色に黒い豹紋が特徴）価格は5000円前後
・ハイイエロー（黄色）価格は3000~7000円
・タンジェリン（オレンジ色で豹紋柄は薄め）価格は10000円前後
・マックスノー（ほぼ白のカラーと黒い斑点）参考価格は5000～10000円
・アルビノ（トレンパーアルビノ、ベルアルビノ、レインウォーターアルビノ）価格は7000～10000円
・メラニスティック（黄色味のある黒）価格は30000円～
これらのお決まりの品種は、モルフとも呼ばれています。
因みにトレンパーアルビノは「オレンジとクリーム色に、薄いピンクの斑点」を持っています。
ベルアルビノは「クリームに茶色い斑点」、レインウォーターアルビノは「黄色味のあるクリームに、ピンクから紫色に近いカラーの斑点」が特徴です。
ヒョウモントカゲモドキ「コンボモルフ」
コンボモルフとは、複数のモルフによって生まれた特徴的な色・柄のモルフのことです。
価格は7000～10000円程となっています。
そしてヒョウモントカゲモドキの品種「アプター」とは、「アルビノ(Albino)」と「パターンレス(Paternless)」「トレンパー(Tremper)」「オレンジ(ORange)」の頭文字を並べた略称です。
アルビノ品種で有名な系統の「トレンパーアルビノ」のパターンレスで、鮮やかなオレンジ色が特徴。
他にもコンボモルフの種類は様々！コンボモルフは、目のカラーも意識して見てみたいところです。
ヒョウモントカゲモドキ「目」
出典
www.geckoranch.com
コンボモルフの一種のタンジェロは「タンジェリン×トレンパーアルビノで、模様が無いオレンジ色」で、価格は60000円～。
これに、赤い目（ルビーアイ）になると「ラプター(RAPTOR)」になります。価格は10000円～です。
他にも「ルビーアイ」が特徴的な「レーダー」は、20000円から購入可能。
綺麗な白が特徴の「ブレイジングブリザード」は、参考価格10000円から。
「白から薄いピンクに、赤い目」が特徴のディアブロブランコ（30000円～）もマニアに人気のカラーと言えそうです。
ヒョウモントカゲモドキ「目のカラー」
ヒョウモントカゲモドキの目のカラーには、以下のようなものがあります。
・アルビノ（白から金の虹彩に、赤黒い瞳孔）
・ソリッドブラックアイ（漆黒）
・ソリッドレッドアイ（赤目）
・マーブルアイ（虹彩の一部が黒の斑点でマーブル状に見える）
個人的には「ソリッドブラックアイ」や「マーブルアイ」が可愛いと思いました。
ヒョウモントカゲモドキの価格
ヒョウモントカゲモドキはショップなどで購入するとき、どのくらいの金額になるのでしょう。
一般的なヒョウモントカゲモドキの相場は5000～8000円となっていますが、種類によっては価格が異なります。
つまりヒョウモントカゲモドキは、安いと3000円ほどで購入できますし、レアな子だと数万円はザラのようです。
例えば、体色の薄い「アルビノ」は60000円以上する子もいますし、世界最大のダイオウトカゲモドキであれば10～20万になることもあります。
ヒョウモントカゲモドキ「高い個体」
ヒョウモントカゲモドキは、基本的にブリーダーさんによって生まれた子がほとんど。
つまり市場の９８％程度が繁殖個体で、野生の子は僅かとなっています。
そして爬虫類のブリーダーさんも、やはり人気がある人に頼めば価格は跳ね上がります。
ショップでは、なぜ「この子はこんなに高いのか」聞いてみても面白いかもしれません。
ヒョウモントカゲモドキ「販売・購入」
現在、ヒョウモントカゲモドキを含む爬虫類の購入に当たっては「対面での説明」が必要と法律で義務付けられています。
そのためインターネットでの購入は不可。
ヒョウモントカゲモドキは大型のペットショップや専門店・展示会に行って購入。
展示会では新種の子を見つけることが出来たり、新しい出会いにわくわくドキドキするのもいかがでしょうか。
ヒョウモントカゲモドキ「かわいい」
ヒョウモントカゲモドキをかわいいと思う飼主さんは、以下のようなところに惚れ込む方が多いようです。
・まぶたがある
・仕草が魅力的
・頭がいい（餌の時間などが分かる）
・ハンドリングで触れ合い可能（食事後はNG)
・寿命が長い（野生の子だと30年ほど生きる子もいるようです）
・モルフの種類が多い
・懐いてくれる（ような気がする）
ヒョウモントカゲモドキは、人と同じようにまぶたがあったり、尻尾を振って近づいてくる姿に愛着をわく人が続出！
※ヤモリには、まぶたはありません。
ヒョウモントカゲモドキの眠そうな姿や、目を見開いて餌を見る姿にも癒されますよ。
ヒョウモントカゲモドキ「初心者にもおすすめ」
出典：www.reptileforums.co.uk
ヒョウモントカゲモドキは尻尾に栄養を蓄えておくことで、水さえ与えていれば１ヶ月程度は平気。
人工餌もあるので、活餌を与える時が辛い時にも安心です。
繁殖も比較的簡単で、高い孵化器も不要。保温器具やライトなども必要なし。
そのためヒョウモントカゲモドキは「爬虫類初心者でも飼いやすい」と言われています。
しかし飼いやすいからといって、ストレスになるような繁殖は控えてくださいね。
ヒョウモントカゲモドキ「床材の購入」
ヒョウモントカゲモドキを購入するとき、床材はどのようなものを用意すると良いのでしょう。
一般的には 砂や新聞紙、キッチンペーパーやペットシーツを使っている人が多いようです。
しかし砂などは、誤食で体調を崩す危険性もあるので、相性をみて選んだほうが良いかもしれません。
誤食が不安な飼主さんの中には、人工芝を敷いている人もいました。
人工芝は、見栄えも清潔感も良いと納得の床材のようでした。
まとめ
他の子と同様、表情をくみ取ることができたり、愛着がわくヒョウモントカゲモドキ。
そんなヒョウモントカゲモドキの種類は、カラーや柄、目の色などによっても様々！
個人的には黄色や真っ白のカラーの子が可愛いと思いました。
ヒョウモントカゲモドキが気になっている人も、相性の良い子と出会えると良いですね。
