近所迷惑になることもある犬の無駄吠え。
ワンちゃんが元気なのは良いことですが、色々な人との共生では困りごとに…。
そこで今回は、犬が吠えることに対してのしつけ方法についてまとめます。
犬が吠える意味
ワンちゃんは、いつも元気にワンワン×2!
構って欲しいという意味が多いような気がしますが、本当にそれだけでしょうか?
私たちが「お腹が減った」「体が痛い」など声を発するように、ワンちゃんも何かしらの意志を伝えたいのかも。
とはいえ吠えることが多いと、飼い主さんにとってもワンちゃんにとっても住みにくい環境になってしまうので要注意。
吠えることが多い子は、適切なしつけ方法で比較的落ち着かせたいですね。
犬の歴史的な吠え
ワンちゃんの種類によっては、猟などで活躍した歴史から吠えることが多い子もいるでしょう。
また昔は仲間との連絡手段として、たくさん吠えて意志や状況などを伝達していた歴史から、犬がたくさん吠えるのは飼主さんに何かを伝えたいサインかも。
ワンちゃんの吠えは、飼主さんへの「お願い」であったり「これは嫌だ」というサインであったり「知らない人が来た!」とい警戒であったり様々。
ワンちゃんの吠え癖に対してのしつけは、ワンちゃンが普段「どのようなことで鳴いているのか」を確認してから行いたいですね。
犬の要求吠えとしつけ方法
おそらく、ワンちゃんにとって一番多い要求吠え。
「お腹が減った」「遊びたい」「ケージから出して!」などは全て要求吠えになります。
そこで要求に応えようものなら、要求吠えはエスカレート!
ワンちゃんの言う事を聞く飼主さんにはなってはいけないのです。
ワンちゃんを構うときには「吠えていない時」で、吠えている時には無視をして「要求吠え」を増やさないようにしましょう。
犬が吠える:しつけ方法「上下関係」
野生の時から、上下関係に忠実なワンちゃん。
人との生活でも、ワンちゃんはきちんと上下関係を把握。
ワンちゃんの方が立場が上になってしまうと、やはり要求吠えなどが多くなってしまうので気を付けましょう。
犬が吠える:しつけ方法「ケージを嫌がる」
ワンちゃんのお家となるケージやハウス。
狭苦しい部屋には閉じ込められたくない!?
でもワンちゃんにとっての狭い場所や暗い場所は、本来「くつろげる空間」になります。
嫌な記憶があれば、入っていたくない子もいるかもしれません。
でも何もないのに吠えることが多い子は、基本的に「構って欲しい」「遊んでほしい」などのサインになります。
ケージでの吠え癖:しつけ方法
コチラも吠えている時に様子を見たり、ケージから出してはNG。
でも、訓練をしていなければ「そこが落ち着ける場所」にはなりません。
ケージに、ワンちゃんが入った時には「おやつ」で強化。
短時間でも「そこに入れる」ようになったら、ケージから出した後も「おやつ」で褒めてあげましょう。
誰でも「よく分からない空間」にいきなり長時間閉じ込められるのは苦痛ですよね。ワンちゃんが、ケージを嫌いになることがないよう段階的にハウスに馴れさせましょう。
犬が吠える:しつけ方法「食事」
ご飯の時間になると鳴きだす要求吠え。
これも、吠えると食事がもらえると思うと要求吠えが多くなります。
そのため同じ様に、吠えていない時にフードを与える、または「お手」「おすわり」などの指示が出来た時に食事を与えます。
これで飼主さんはリーダーシップを取りつつ、わんちゃんは食事の時間に食事を取ることができるのですね。
犬が吠える:しつけ方法「留守番」
群れで行動していた歴史から一人でいることが苦手なワンちゃん。
飼い主さんが出かけようものなら「どこに行くんだ」と不安で吠えることもあるでしょう。
急に一人にされると「寂しい」と思うので、まずは「一人でいること」に慣れる訓練から始めます。
一人でも平気だったら、少しずつ一人の時間を増やしてみます。
これが出来たら「留守番」の分離不安で鳴くこともない=当たり前のことと思ってくれるでしょう。
留守番での吠え癖:しつけ方法
留守番の時に嬉しいアイテムのおもちゃ。
おもちゃは「中におやつが入っているタイプ」だったり「ワンちゃんが大好きなおもちゃ」で遊ばせておくのも有効!
また留守番でよく「行ってきます」と挨拶するのも、ワンちゃんにはNG。
ワンちゃんに「置いていくよ」というサインになってしまうので、声掛けは行わないようにしましょう。
犬が吠える:しつけ方法「チャイム」
訪問客が来る=チャイムが鳴ることで「警戒」もしくは「構ってもらえる」と吠えてしまうワンちゃん。
コチラもチャイムに慣れる訓練から始めて、チャイムが鳴っても「比較的大人しくしていれる」ように訓練。
家族や友人などからチャイムが鳴らしてもらって、大人しくしていられたら「おやつ」で強化。
あとはチャイムが鳴っても、必ず「誰かが来る」わけでは無いことを学習してもらいましょう!
チャイムが鳴るたびに吠えられては大変ですからね。家族や友人は、ワンちゃんが大人しくしている時に家に入るようにしましょう。
チャイムでの吠え癖:しつけ方法
チャイムでの吠え癖は、チャイムだけ鳴らして大人しくしていられたらおやつを与えます。
これを繰り返すことで、チャイムが鳴っても必ずしも「誰かが来る」わけではないことを学習させましょう。
あとはチャイムが鳴っても飼い主さんは気にしない!
そうすることでワンちゃんは、チャイムが鳴っても特に何も起こらないことを学習し、その音が気にならなくなるでしょう。
犬が吠える:しつけ方法「無駄吠え」
特に何も無いのに吠えだすワンちゃん。
吠えるタイミングが家族のくつろぎの時間や、飼い主さんが何かをしているときが多い場合は「構って欲しい」のサイン!
コレもやはり無視して、ワンちゃんが吠えていない時に遊んであげましょう。
犬が吠えていない時に、全て行うことで「むしろ吠えていない時に良いことがある」ことを学習してもらいましょう。
犬の無駄吠えは近所迷惑でもあり飼い主さんの精神状態も悪くなってしまいます。それだけに早くからしつけをして吠えないようにすることを心がけないといけません。しかし、そんなに簡単に無駄吠えをなくすしつけはできません。そんな飼い主さんは最近無駄吠え防止グッズを使っている人が多くなりました。二つ商品があります。
ワンブル
ワンブルは、首輪式でリモコン操作によって犬の嫌がる音・振動・電気のいずれかを流します。振動や電機は100段階の調整があります。
93%以上の人が満足をしているという優秀な商品です。
ワンブルの詳しいことは公式サイトにあります。
しつけくん
ワンブルと同じような商品で無駄吠えを防止する首輪のしつけくんがあります。
性能や効果に関してはどちらも大きな差はありませんが、ワンブルが17800円(税込)で、しつけくんが21600円(税込)です。
しつけくんは、公式サイトでは今半額セールで10800円で購入が可能です
まとめ
ワンちゃんの生活で欠かせない「吠えることに対してのしつけ」
しつけ方法は、基本的に「無視をすること」になりますが、大人しいときに沢山遊んであげられればOK!
それでもしつけが難しい場合は、しつけ教室に行くことをおすすめします。吠えることが多い犬種も、犬種に合ったしつけができれば吠え癖は減らすことができます。
あとは「しつけ本」を買ったり「おもちゃ付きの定期購読」で、ワンちゃんの気持ちを汲み取りながらしつけをするのも良いですね。
散歩中の無駄吠えも、幼い頃から少しずつ「家の周りの環境」や「他のワンちゃんに会っても大人しくしていられる訓練」「散歩に慣れる訓練」などを積んで減らせるようにしましょう。