【ハムスターのエサの与え方】どんなエサをどのくらい与えたらいいの？

ハムスターのエサの与え方！どんなエサをどのくらい与えたらいいの？

ひまわりの種を頬張っているイメージの強いハムスター。

確かにハムスターはひまわりの種も大好きですが、ひまわりの種だけでは栄養が偏ってしまうので、栄養バランスを考えた上でエサを与えなければなりません。

では、ハムスターにはどんなエサを、どのくらい与えたら良いのでしょうか。

ハムスターにはどんなエサを与える？

元々ハムスターは雑食なので、基本的には何でも食べます。

そのため、犬や猫に比べると、食生活は人間に近いと言っても良いでしょう。

ただ、ハムスターの健康のことを考えると、栄養のバランスを考えてエサを与えなければなりません。

ペレット

ハムスターの主食となるのは、固形のペレットです。

栄養バランスを考えて作られている上に、歯の伸びすぎを防ぐこともできるので、ハムスターには毎日与えてあげてほしいエサになります。

ただ、このペレットを好まないハムスターも結構多いため、ペレットを食べてくれない場合は、様々なペレットを試したり、大好物のエサに混ぜてあげたりする必要があります。

野菜

ハムスターは野菜もよく食べる生き物です。

栄養も摂れますし、水を飲まなくても野菜から水分補給ができる動物でもあるので、基本的には毎日与えることをおすすめします。

ただ、「野菜であれば何を与えても良い」というわけではなく、中にはたくさん与えないほうが良い野菜や、絶対に与えてはいけない野菜もあるので、注意が必要です。

与えても良い野菜・少量であれば与えても良い野菜・絶対に与えてはいけない野菜は、以下の通りです。

これらの他にも野菜はありますが、「これは与えても良いのかな？」と疑問に思った野菜は与えないのが一番です。

与えても問題のない野菜のみを与えるようにしましょう。

果物

人間と同じで、ハムスターは甘い物が大好きです。

糖分の摂り過ぎになるため、たくさん与えることはおすすめできませんが、おやつとして時々果物を与えると喜びます。

ホームセンターやペットショップに行くと、ハムスターなどの小動物専用に加工されたドライフルーツやフリーズドライのフルーツがあるので、そういった果物を与えても良いですし、人間が食べる果物をおすそ分けしてあげても良いでしょう。

ハムスターに与えても良い果物は、以下の通りです。

果物も野菜と同様に、「与えても良いのかな？」と疑問に思ったものは与えないのが無難です。

ナッツ類

「ハムスター＝ひまわりの種」というイメージがある通り、ハムスターはひまわりの種をはじめ、ナッツ類を好んで食べます。

ただ、ナッツ類は高カロリーで太りやすいので、少し与える程度で大丈夫です。

ハムスターに与えても良いナッツ類は、以下の通りです。

人間用のナッツ類は味付けされていてあまり良くないので、小動物専用のナッツを与えてください。

たんぱく質

ハムスターの健康のためには、野生の頃のハムスターが食べていたたんぱく質（特に動物性）も与える必要があります。

例えば、

といったエサが挙げられます。

塩分や糖分の摂り過ぎを防ぐため、人間が食べるたんぱく質を与える場合は、味付けをしない状態で与えてください。

もしくは、ホームセンターやペットショップに売られている、小動物専用の豆腐やチーズなどを与えると良いでしょう。

植物

万が一のことを考えると、あまりおすすめはできないのですが、ハムスターは植物も食べます。

ハムスターが食べても大丈夫なのは、

といった植物です。

これらの植物は与えても問題はありませんが、植物はハムスターにとって害になるものが多いので、誤食させないように気を付ける必要があります。

そう考えると、室内で育てている観葉植物にも注意してあげなければなりません。

また、公園や道ばたに生えているような植物は、衛生的にも不安があるので、もし与えるのであれば、よく洗ってから与えてくださいね。

与えてはいけない食べ物

すでにいくつか挙げている通りですが、ハムスターには与えてはいけないエサもあります。

これらの食べ物は、ハムスターの健康を害する成分が含まれており、病気になったり、最悪の場合は死んでしまったりする恐れがあります。

ですから、絶対に与えないように気を付けてください。

また、基本的に観葉植物も食べてしまうと危険なので、ハムスターが観葉植物に近づいて食べてしまわないように、飼い主さん自身が気を付けてあげてください。

ハムスターに与えるエサの量

最後に、ハムスターに与えるエサの量についてご紹介します。

ハムスターに与えるエサの量は、ハムスターの体重の5～10％が目安になります。

そのため、体の大きな「ゴールデンハムスター」と、小柄な「ドワーフハムスター（ジャンガリアン・ロボロフスキー・キャンベル・チャイニーズ）」とでは、エサの量は異なります。

主食であるペレットを一番多く与えると共に、その他のエサも少量混ぜてあげるようにしてください。

まとめ

今回は、「ハムスターにはどんなエサを、どのくらい与えたら良いのか」ということについてご紹介させていただきました。

ハムスターにはペレットを主食に、野菜やナッツ類などを少量与えてあげてください。

また、ハムスターに害のあるエサは絶対に与えないように気を付けてください。