専用グッズでなくても大丈夫!ハムスターの飼育に必要な9つのグッズ
「ハムスターを飼ってみたい」という方も多いはず。
行動の1つ1つが可愛らしいですし、人にも懐くので、ハムスターはペットとしてとても人気があります。
ペット全般に言えることではあるのですが、ハムスターを飼う場合、飼育に必要なグッズを最低限揃えておかなければなりません。
では、ハムスターの飼育には、どういったグッズが必要になるのでしょうか。
ハムスターの飼育に必要なもの
では早速、ハムスターの飼育に必要なものをご紹介していきたいと思います。
ケージ・水槽
まずはハムスターが生活をするケージ・水槽です。
金網でできたケージや、金魚や熱帯魚も飼育できる水槽のいずれかを用意してあげてください。
ハムスター専用のケージを購入すれば間違いはありませんが、ゴールデンハムスターの場合は小さめのケージは窮屈ですから、大きめのケージを用意してあげましょう。
衣装ケースで手作りも可能
ハムスターのケージは、衣装ケースを使って手作りすることも可能です。
衣装ケースで手作りしたケージでハムスターを飼育している方も多いので、手作りに興味がある方は「ハムスター 衣装ケース」で検索してみてください。
床材
床材は、ケージの床に敷いて使います。
ハムスター自身は、この床材を巣箱に持ち込んでベッドを作ったり、潜って遊んだりします。
ワラ
ウッドチップ
など、専用の床材が売られているので、良さそうなものを選んであげてください。
ただ、専用の床材を用意しなくても、細かくちぎった新聞紙で代用することもできるので、コストを抑えてハムスターを飼育したい方は新聞紙をちぎって用意しておきましょう。
巣箱
巣箱はハムスターが寝たり、隠れたりするのに必要なグッズです。
専用の巣箱もたくさん売られていますが、ハムスターが寝たり隠れたりできれば良いので、わざわざ専用の巣箱を用意してあげる必要はありません。
ハムスターの体がすっぽり入るプラスチックの容器を100円ショップで購入しても良いですし、空き箱や牛乳パックなどで手作りしてもOKです。
こちらも「ハムスター 巣箱 手作り」「ハムスター 巣箱 100均」などと検索すると、参考になる様々なアイディアが出てきますよ。
トイレ
必ずしも必要というわけではありませんが、トイレを用意しておくと掃除が楽になります。
ハムスター用のトイレもありますし、ハムスターの体が十分に収まる程度のプラスチック容器でも、どちらでも大丈夫です。
また、トイレに入れる専用の砂も用意してあげてください。
エサ
ハムスターは雑食なので、基本的には何でも食べますが、人間と同じものを与えてしまうと、塩分や糖分の摂り過ぎになってしまうことがあるので、健康のことを考えると、専用のエサを用意してあげるのが一番です。
最低限用意してあげて欲しいのが、主食となるペレットとナッツ類(ひまわりの種など)、そしてキャベツ・ブロッコリー・リンゴなどの野菜・果物類です。
主食に関しては、ペレット・ナッツ・穀物などが一緒に入ったものが売られているので、そういったエサを用意しておくと楽です。
また、ハムスターは人間と同じでおやつが大好きですから、小動物専用のおやつを用意してあげるのもおすすめです。
エサ入れ(食器)
食べ散らかしてしまう場合も多いのですが、ハムスターのエサを入れる小さな食器も必要です。
市販されている専用の食器でも良いですが、何度も繰り返し洗って使えるものであれば、必ずしも専用のものを用意する必要はありません。
100円ショップでも購入できる人間用の小皿や、小さなサイズのプラスチック容器でも代用できます。
給水器
給水器は、ハムスターが水を飲むのに必要なグッズです。
ただ、ハムスターは食べ物から水分が摂れれば、わざわざ水分補給をしなくても良い生き物でもあるので、必ずしも必要というわけではありません。
給水器を用意しない場合は、給水器の代わりに野菜や果物などの水分を含んだエサを用意しましょう。
また、ペットショップで給水器を使っていた場合は、はじめのうちは給水器を用意してあげて、徐々に食べ物から水分を摂るのに慣れさせていくのも1つの手です。
回し車
ハムスターは運動不足になりやすいので、回し車を入れて運動不足を予防してあげましょう。
以前の回し車は、「キーキー」「カラカラ」などといった音が鳴ったり、隙間があったりして、飼い主にとってもハムスターにとっても不都合な部分が多かったのですが、最近では音がほとんど鳴らないものや、隙間がなくて安全性の高いものが多く出回っています。
ハムスターの体の大きさに合った回し車を選んであげてください。
おもちゃ
ハムスターは物をかじったり、何かの陰に隠れたりするのが好きな動物なので、かじり木やトンネルなどのおもちゃを用意してあげると喜びます。
かじり木やトンネルの他にも、様々なおもちゃがあるので、喜んでもらえそうなおもちゃを用意してあげてください。
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「1つ1つ揃えていくのが面倒…」と感じる場合には、飼育に必要なものが一式そろっている「スターターキット」もあります。
夏と冬は保冷・保温グッズも必要!
ハムスターは暑さにも寒さにも弱い動物です。
暑いと人間と同じように熱中症にかかってしまうこともありますし、寒いと疑似冬眠してしまうこともあります。
ですから、夏と冬は先ほどご紹介したものに加えて、保冷・保温グッズも必要になります。
保冷グッズ
ハムスターの保冷グッズとしては、天然石やアルミでできた床板・巣箱・トンネルなどがあります。
また、専用のケースに保冷剤を入れるタイプの保冷グッズもあります。
様々な保冷グッズが売られているので、良さそうなものを選んであげてください。
ちなみに、私たちが普段使用している保冷剤も、タオルに包んでケージの外に置くだけでハムスターの保冷グッズとして活用できるので、保冷剤を用意してあげるのもおすすめです。
保温グッズ
ハムスターの保温グッズとしては、小動物専用のヒーターやカイロケース、フリース素材の巣箱などがあります。
また、巣材としての「綿」も必要になります。
ケージを置く部屋や、ケージの周りを保温してあげることも大切ですが、こういった保温グッズもケージに入れてあげないと厳しいと思いますから、ちゃんと用意してあげてください。
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暑くもなく寒くもない季節のお迎えであれば、急いで用意する必要はありませんが、夏や冬にハムスターをお迎えする場合は、これらのグッズは必須になります。
まとめ
今回は、ハムスターの飼育に必要な9つのグッズについてご紹介させていただきました。
ハムスターの飼育には、ケージをはじめ、床材や巣箱などのグッズが必要ですが、必ずしもハムスター専用のものを用意する必要はありません。
他のもので代用できる場合もあるので、そういった意味ではコストを抑えて最適な環境を整えてあげることができます。
また、夏には保冷グッズ、冬には保温グッズが必要になるので、夏や冬にはそういったグッズもそろえてあげてください。