賢い両親の血を引くマルプー。
特にマルプーの親「トープードル」はワンちゃんの中でも1,2位を争う頭の良い犬種です。
出典:prcm.jp
またマルプーは社交性があり、人懐っこいのも特徴!しつけのしやすさも抜群!
そこで今回は、訓練性の高い「マルプーのしつけ」についてご紹介します。
別ページ マルプーをブリーダーから買うメリット・デメリット:価格の目安もまとめます
別ページ マルプーのトリミングやお手入れしやすいカットについて
マルプーは賢い!
とても「賢いトイプードル」と「愛玩犬として親しまれてきたマルチーズ」
一方、マルプーは前述の通り、賢い両親に似て頭が良く・訓練性も高いミックス犬です。
もちろん個体差によっては甘えん坊な性格などが強く出ることもあるでしょう。
マルチーズの性格からは「頑固」「警戒心の強さ」で無駄吠え・警戒吠えが気になることもあるかもしれません。
でも基本的には、きちんと教えてあげるとすぐに学習してくれるワンちゃんです。
マルプーの子犬のしつけ
甘えん坊で陽気!遊び好きで元気ハツラツのマルプーの子犬。
とても可愛くて「ずっと遊んでいたい」けれども、しつけは大事!
マルプーは子犬の頃からしつけてあげると、それは「当たり前のこと」として行動できるようになりますよ。
特にマルプーは、トイプードルの「従順さ」や「訓練性の高さ」からもしつけやすいワンちゃんです。
とは言っても「しつけは一貫性のあるもの」ではないと混乱してしまうので気を付けましょう。
マルプーのしつけ「いつから」
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マルプーのしつけは、他のワンちゃん同様いつから教えてもOK!
ただ「早ければ早いほど身に付きやすい」のは、誰でも一緒。
癖は一度つくと、治すのに時間がかかりますからね。
ワンちゃんのしつけは、一貫した態度で全て行うようにしましょう。
ここで飼主さんが「可愛いから許す!」と撫でたり、休憩にお菓子などを与えてもしつけにならないので気を付けましょう。
マルプーのしつけ「初期編」
しつけの前には、まずマルプーとの信頼関係を築くことが大切!
普段は「ご飯の時間や掃除の時間、散歩や遊びの時間は規則正しく」できると良いですね。
しつけの際には「待て」「ストップ!」など、様々な言葉を使うのはNG!
※ワンちゃんは、人間の言葉をすべて把握しているわけではありません。
態度も「怒っているときには怒った表情」「褒める時には喜んでいる表情」など一貫した態度が大事です。
マルプーの気の強さ
マルプーの中でも「特に気が強い子」は、マルチーズから譲り受けたものでしょうか。
マルチーズはテリア系の血を引いているので小動物の猟犬の血が騒ぐのでしょうね。
この気の強さは、マイナスな面が強く出てくるとしつけが難しくなることもあるでしょう。
ちょっと油断して誤ったしつけをしてしまうと、わがままな子になったり悪戯っ子になってしまいます。
家では「可愛いから良い」なんて思っていても、気の強いマルプーは他のワンちゃんに飛びかかっていかないように注意しなければなりません。
マルプーのしつけ「噛む」
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小さな頃には「甘噛み」で歯の成長による歯のウズウズ感を軽減。
また「どれくらいの噛む力」だと丁度良いのかを勉強する機会にもなります。
しかし、これが大人になってからも「噛み癖」として表れるようになると良くありません。
家具はボロボロ、甘噛みとは思えない痛さが地味につらい…。
そんなことにならないように、大人になってからの「噛み癖」は早めにしつけてあげたいですよね。
マルプーのしつけ「噛み癖を直す」
「習慣になっているマルプーの行動」に対して「ダメ!」の言葉だけではしつけがうまくいかない…。
そんなときには、マルプーを驚かせるのもおすすめです。
強く噛んだら「ワッ!」と驚かせて「何事!?」という反応を繰り返してください。
あとは「ただ、ひたすら無視をする」のも良いですね。
痛いけれどマルプーは「飼主さんに構ってもらいたい」一心なので「構わない」ことが一番のしつけになります。
マルプーのしつけ「グッズ」
マルプーのしつけでも「無視」は有効!
しかし無視はしながらも「撫でてしまったり、声をかけてしまったり」してはノンノン。
ワンちゃんは「構ってもらえた」と癖が悪化。
また、ワンちゃんのしつけ用グッズを与えるのもいけません。
特にマルプーの「お気に入りの噛み癖用のおもちゃ」だと、逆に褒美を与えるような結果となっています。※おもちゃは、ワンちゃんが「良いことをした時」などに渡すようにしてくださいね。
マルプーのしつけ「無駄吠え」
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マルプーの無駄吠えには「どのような意味」があるのか確認してみましょう!
無駄吠えと一言で言っても、それは飼主さんに「危険を察知させる」ためのものなのか、単に「構って欲しい」だけなのかでも変わってきます。
ワンちゃんにとって「吠える」ことは、私達にとっての「日本語」のようなものです。
とはいえ吠える回数が多いと、無駄吠えとなり近所迷惑になってしまいます。
吠えることが多いマルプーには、それは「困ること」だと根気強く教えてあげましょう。
マルプーのしつけ「運動とメリハリ」
マルプーの無駄吠え対策では、まず「ワンちゃんが吠えている時」を確認してみましょう。
ずっと吠えている構ってタイプのワンちゃんには、運動で体を疲れさせたり、遊ぶときにはシッカリ遊んでメリハリ!
運動量は、トイプーに似ると20~30分程度を目安にすると良いですね。
※関節がゆるい両親を持つことからも「高いところからのジャンプ」はさせないように注意しましょう。
遊びの時間以外はひたすら無視をしたり、突発的な音(飼主さんが直接やったと分からない音)でビックリさせてしつけていきます。
マルプーの無駄吠えがひどい時におすすめ
犬の無駄吠えは近所迷惑でもあり飼い主さんの精神状態も悪くなってしまいます。それだけに早くからしつけをして吠えないようにすることを心がけないといけません。しかし、そんなに簡単に無駄吠えをなくすしつけはできません。そんな飼い主さんは最近無駄吠え防止グッズを使っている人が多くなりました。二つ商品があります。
ワンブル
ワンブルは、首輪式でリモコン操作によって犬の嫌がる音・振動・電気のいずれかを流します。振動や電機は100段階の調整があります。
93%以上の人が満足をしているという優秀な商品です。
ワンブルの詳しいことは公式サイトにあります。
しつけくん
ワンブルと同じような商品で無駄吠えを防止する首輪のしつけくんがあります。
性能や効果に関してはどちらも大きな差はありませんが、ワンブルが17800円(税込)で、しつけくんが21600円(税込)です。
しつけくんは、公式サイトでは今半額セールで10800円で購入が可能です
マルプーのしつけ「効果的なビックリ音」
しつけに効果的な音の出し方は以下の通りです。
・空き缶を落としてみる
・壁をコンコンと叩く
・丸めた新聞紙で床をたたく(スリッパで床を叩く)…など
基本的には「この音なに?」と注意を逸らす程度で問題ありません。
このとき、飼い主さんは愛犬と目を合わせない方が良いですね。
「なんか嫌だな」と感じることが続くと、嫌な癖も落ち着いてきますよ。
まとめ
出典:www.amazon.co.jp
マルプーは「賢く従順、訓練生が高いミックス」ということで、飼主さんも張り切ってトレーニング!
しかし、実際には個体差があるので「その子に合ったしつけ」は何なのかを確認。
本人(マルプー)にとっては「むしろ良いことをしている」と考えている癖もあるでしょう。
しかし飼主さんや周りの人・周りの生き物にとっては、それは良くない癖になるので改善。
どうしてもうまくいかない場合は、しつけ用の本やDVDも参考にしたりしつけ教室に行くのもおすすめです!