ヨープーの性格としつけ：様々なスタイリングを楽しめるミックス犬

純血種同士のワンちゃんから生まれた、犬種が確立されていないヨープー。

血統書は無く、大人になってからの顔つきや体つきも予想しにくいワンちゃんとなっています。

一般的には「緩やかウェーブの被毛を持つヨープー」になることが多いもよう。

上品なヨークシャーテリアと、トイプーの可愛らしさのミックスで「良いとこどりの犬種」とも言えそうです。

体のパーツでみると、ヨープーの耳はヨークシャテリアの立ち耳で、飾り毛が上品な印象に。

一方トイプーに似ると、頭の横に垂れた耳がキュートな印象になります。

この両親を持つミックスになると「半垂れ耳の子」もいますよ。

マズルは個体によって、長めの子（または短めの子）になります。

手足は、トイプーに似るとモデルさんのような印象になりますよ。

ヨークシャテリアのストレート被毛を受け継ぐことが多いヨープー。

一方トイプードルからはウェーブ被毛の特徴を受け継ぎ、ミックス特有の豊かな被毛をゲット！

ヨープーは、成長すると「被毛のタイプが変わる」のも魅力的！

被毛はシングルコートが一般的ですが、中にはダブルコートの子もいますよ。

そんな豊かな被毛を持つヨープーは、「様々なカットスタイルを一緒に楽しめる」点でも人気のあるミックス犬です。

ヨープーの被毛カラーには、以下のようなものがあります。

・ホワイト
・クリーム
・ブラック
・ブラックタン
・レッド
・セーブル
・アプリコット（杏）
・タン（茶褐色）
・チョコレート
・グレー
・シルバーなど

ヨープーの被毛カラーは、これらの複合色で出来ています。

大人になるにつれてカラーが変化するのも見ものです！

「動く宝石」とも称されるヨークシャーテリア寄りの被毛は、トップをリボンで留める「トップノット」が大人気。

あとはトップはまとめないで、ゴムで結んでも可愛いですね。

ヨーキーは「どの部分の毛を残すか」でも、アレンジを大幅に変えることが出来て楽しいです。

例えば、顎を伸ばせば「おじさんカット」に。ほっぺたの毛を伸ばしても一味違ったアレンジになりますよ。

顔だけを丸い「ベアカット」や足先だけ毛が短くして「靴下を履いているようなカット」、ソフトモヒカンにしてもカッコいいです！

カット次第で、様々な見た目のワンちゃんに魅せれるヨープー。

そんなヨープーの性格も「両親の性格のどの部分を受け継ぐか」によって変わってきます。

一般的には、ヨークシャーテリアから活発で元気なところを。

トイプーからは、人懐っこさや従順さを受け継ぐことが多いです。

「明るく・遊び好きで甘えん坊、それでいて訓練生の高いワンちゃん」は、小さなお子さんがいるご家庭にもおすすめです。

ヨープーは従順で賢い子になるので、しつけはしやすいと言われています。

しかしヨークシャーテリアの頑固さや、トイプーの頭の良さでは苦労することもあるでしょう。

トイプーの頭の良さでは、甘やかしてしまうと飼主さんよりも立場が上になってしまうことも…。

それを避けるためにも、ヨープーのしつけは「一貫したしつけ」が大切です。

しつけが出来たら沢山褒めて、悪いことをしたら「ダメ」などの一環したフレーズと表情で怒りでメリハリをつけましょう。

ヨープーは、シングルコートの被毛を持つことが多く「抜け毛が少ない」「体臭も少ない」ワンちゃんです。

※ダブルコートの子になると、抜け毛が多く・体臭が出やすくなる子もいます。

お手入れしやすいヨープーの被毛は、散歩後にも軽くブラッシングして汚れを除去！

※散歩は朝・夕1回ずつで、1日1時間程度を目安に遊ばせましょう。

散歩では、元気に遊ばせて「両親の活発さ」からくる無駄吠えなども予防しましょう！

フルコート～アシンメトリーなどにカットしても楽しめる、ヨープーの被毛。

ヨープーの被毛の長さは適度にカットして、口の周りや耳周り、お尻周りなどの汚れやすさも軽減！

ヨープーの一般的なトリミング料金は、トイプードル料金より低い5,500～10,000円程度となっています。※個体差によっても変動があります。

家では、「毛玉が出来やすく・毛切れもしやすい部分」はセットペーパーで保護。

あとは毎日のブラッシングと月1回のシャンプーで、清潔感も保てるようにしましょう。